※本記事はHIMASU株式会社から提供されたサンプルを使用しています。
こんにちは、リラゾの自称・加熱式たばこマイスター、パパ中西です!
今回は、 紙巻タバコを加熱式タバコのように吸える変わり種デバイス「HIMASU 1Be3 Pro+」を実際に使ってみた感想を書いてみたいと思います。
紙巻たばこ1本で3回分吸えるという、コスパ重視の方にはこれ以上ないアイテムで、旧型「HIMASU 1Be3」からスペックアップして登場した新型です!
旧型HIMASUから使っている立場で、味や吸いごたえ、使用感を試して評価してみたので、買ってみようか検討中の方はぜひご覧ください!
HIMASU 1Be3 Pro+の値段やスペック。旧型との違いは?

HIMASU 1Be3 Pro+は、日本のHIMASU株式会社が販売するデバイスで、値段は7,980 円(税込)です。
紙巻たばこに付属しているリキッドを注入し、デバイスで加熱することで、加熱式タバコのように楽しめ、さらに1本を3回に分けて加熱することで、3回分喫煙できることが特徴です。
つまり、1箱20本入りの紙巻きタバコだと、60本分吸える計算となり、大幅にタバコ代を節約できることになります。
2021年から発売されていた「HIMASU 1Be3」のグレードアップモデルで、使い勝手が大幅に向上しています。
こんにちは、リラぞの自称・加熱式たばこマイスターのパパ中西@リラゾです!今日は新しく発売された、紙巻タバコを使うヴェポライザー「HIMASU 1Be3」を使ってみた感想を書いてみたいと思います。タバコ値上げが差し迫った9月の[…]
HIMASU 1Be3 Pro+のメカニズム

HIMASU 1Be3 Pro+は、スティックを燃やさずに、約200℃(低温モード)で加熱をすることで蒸気を発生させ楽しむデバイスです。
煙ではなく蒸気のため、ニオイの発生量が少なく、紙巻たばこを加熱式たばこのように使えるメリットがあります。
ただし、そのまま加熱しても蒸気は発生しないので、吸う前に同梱された「インジェクター」という器具を使ってタバコにリキッド状の食品用グリセリンを注入します。
注入したリキッドと、タバコ葉を加熱することで、ニコチンなどを含んだ蒸気が発生し、さらに加熱場所を3段に分けることで、1本で3本分の喫煙が可能になっています。
HIMASU 1Be3 Pro+の喫煙時間やスペック
HIMASU 1Be3 Pro+は、1回の喫煙時間が4分間で、1本差し込んだままで3回分の喫煙が可能です。
さらに、高温、中温、低温の3種類の加熱モードがあり、好みに応じて加熱温度を変更することができます。
使用できる紙巻きタバコは普通のキングサイズのタバコであればどの銘柄でも使用でき、特に指定はありません。
旧型では喫煙するたびにタバコを専用のハサミで切る必要がありましたが、その作業が不要になり、またバッテリー容量が増えるなど、改良が行われています。
本体は、手のひらにちょうど乗るくらいのサイズで、重さはタバコを入れた状態で約104gと、少し前の加熱式タバコデバイスと同じくらいの重さです。

| 値段 | 7,980円 |
|---|---|
| サイズ | 高さ118mm×幅43.5mm×奥行き25.5mm |
| 重さ | 約104g ※たばこ挿入時当サイト実測 |
| 充電ポート | USBタイプC |
| 定格入力 | 5V/1.5A |
| バッテリー容量 | 3200mAh |
| 充電時間 | 約2時間 |
| 1本の喫煙時間 | 4分間無制限 |
| 内容物 | デバイス本体 インジェクター 専用ノズル リキッド クリーニングツール フィルター予備部品 |
HIMASU 1Be3 Pro+を実際に吸ってみた感想。本当に1本で3本吸える?

では実際にHIMASU 1Be3 Pro+を使って、どれくらいの味や吸いごたえになるのか、本当に1本で3回分吸えるのか、レギュラー、メンソールで複数の銘柄を使って試してみました。
全体的な感想としては、紙巻きたばこそのままの味や吸いごたえではないものの、加熱式タバコとして考えれば、それなりの吸いごたえと味わいが楽しめると思います。
焦げ臭さの強さは紙巻きタバコほどはありませんが、IQOSやグローなど加熱式たばこのニオイとは違う、紙巻きっぽいフィールの匂いで普段吸っている方には違和感はそれほどないでしょう。
塗布するリキッドは無香料なので、あくまで元々のたばこの香りがベースにあり、加熱式っぽい匂いは逆にあまりしません。
出てくる蒸気量は、元々紙巻たばこがベースであることや、1回の喫煙で全体の3分の1しか加熱していないため少なめに感じます。
キック感も燃やした場合と比べるとやや弱めですが、物足りないほどではなく、ニコチン成分はしっかりと蒸発しているのか、吸った感はそれなりに感じることができます。
加熱式たばこして考えれば、十分使えるレベルで、IQOSやプルーム、グローなどの加熱式独特の匂いが苦手な方には逆に向いているかもしれません。
今回はランダムに選んだ数種類でしたが、もしかすると選ぶ銘柄によっては味や吸いごたえに変化があるかもしれません。
4分間経過すると自動的に電源が切れるので、短めにスパスパ吸う方には十分ですが、ゆっくり長めに吸う方には短いと感じるかもしれません。
レギュラーで吸った場合の感想
レギュラーでは、キャメルクラフトのタール6mgと12mgのタバコを比べてみましたが、タバコ葉を直接加熱するわけではなく、巻紙の上から加熱しているためか、タール量の違いで吸いごたえに特に変化は感じませんでした。
メンソールで吸った場合の感想
メンソール(マールボロメンソール12mg)でも基本傾向は同じで、かつ清涼感は本来の半分~7割くらいといったところ。
強メンソール好きな方にはちょっと物足りないと思うかもしれませんが、ヒンヤリ感は感じることができます。
紙巻たばこ1本で3回分吸えるが、キック感は変わりやすい
次に1本を3回分の喫煙ができるのか試してみましたが、スペック通り、3回分の喫煙はしっかり楽しめました。
ただし、3段分けの加熱位置によってキック感が変わることも特徴で、フィルターから一番遠くを加熱する1回目は弱めで、最も近くを加熱する3回目では強さを感じました。
加熱位置によってキック感の感じ方に違いがあり、均等な吸いごたえになるわけではないようです。
HIMASU 1Be3 Pro+はどこで売ってる?コンビニにある?
HIMASU 1Be3 Pro+は、HIMASU公式サイトをはじめ、楽天、Amazonなどのネット通販サイトで販売されています。(2025年12月現在)
コンビニやドン・キホーテなどのリアル店舗では販売されていません。
値段はどこでも定価7,980円ですが、サイトによっては不定期にセールを行っていることもあり、各サイトを見比べてみることがおすすめです。
- HIMASU公式サイト
- 楽天市場
- Amazon
- Yahoo!ショッピング
HIMASU 1Be3 Pro+の使い方レビュー

HIMASU 1Be3 Pro+は、喫煙のための操作にはひと手間かかりますが、慣れれば簡単で、難しいものではありませんでした。
どのような使い方なのか、順番にご紹介します。
1.インジェクターを使って紙巻きたばこに液体リキッドを塗布する

喫煙する前に、本体に付属しているインジェクターを使って紙巻たばこに液体リキッドを塗布します。
やり方は簡単で、インジェクターの挿入口にタバコをいれて、側面をしっかり握りしめながら上にあるボタンを2回押します。
側面を握りしめることで、たばこの3ヶ所に穴が空き、そこからリキッドが注入されるので、やや力を入れてしっかり握る事が重要です。
取り出すと、タバコに穴が開いて液体が注入された状態になり、表面も濡れていますが、これも正常な状態なんだそうです。(メーカー確認済)

2.HIMASU本体の底面にタバコを入れる

リキッドが注入された状態のタバコを、すぐにフィルター側を下にして、HIMASUの底面にある挿入口に入れます。
底面から入れるのは最初だけ違和感はありますが、挿入口はわかりやすく作ってあるのでスムーズに入れられます。
ちなみに、リキッドを注入したたばこを、時間が経ってから入れたら吸い心地が大幅が悪化するそうなので、ここまでの作業は喫煙直前に行うことがポイントです。
3.ボタンを押して喫煙する

タバコを挿入し終わったら、本体中央にあるボタンを3秒間押すと加熱が始まります。
30秒後の振動があったら喫煙できるようになり、ここからノズルを咥えて約4分間喫煙できます。
4.2~3回目の喫煙

HIMASUは、1本で3回分の喫煙ができるため、すべて吸い終わるまで吸い殻を取り出す必要はなく2~3回目はそのままボタンを押すだけで再加熱が始まります。
ただし、一度吸い終わった後は5分程度待って本体を冷ます必要があります。
HIMASUはタバコ1本を3分割で加熱し、1回目は下段、2回目は中段、3回目は上段の部分だけ加熱を行います。
どこを加熱しているのかは、本体上部にあるLEDランプの点灯で判断することができます。
HIMASU 1Be3 Pro+の内容物。続けて使うなら別売液体リキッドの購入が必要

HIMASU 1Be3 Pro+は、購入すると、本体以外に次のような付属品がついてきます。
- インジェクター
- ノズル(マウスピース)
- リキッド(2本、1本は本体に装着済み)
- クリーニングツール
- ノズル部分予備部品(Oリングなど)
- 取扱説明書
基本これだけで紙巻たばこを用意すれば吸えますが、リキッドは消耗品で、購入時には2本付属しています。
リキッドは1本5ml入りで、たばこ約40本分(喫煙120回分)使えますが、なくなったらオプションでの購入が必要です。
専用の5本入リキッドセット(980円)が別途公式サイトなどで販売中です。
HIMASU 1Be3 Pro+はどんな人におすすめ?
HIMASU 1Be3 Pro+がどんな方におすすめなのか、次のようなことに当てはまるなら、ぜひ検討してみてください。
- とにかくタバコ代をできるだけ下げたい人
- 吸いごたえの高さにこだわらない人
- コスパの良さ重視で多少の手間は厭わない人
- 家など操作しやすいところでの喫煙が多い人
HIMASU 1Be3 Pro+は、1本のタバコを3段分けにして吸えるため、コスパは必然的に3分の1に収めることができます。
続けていくなら別売りのリキッドの購入が必要ですが、それでもコスト的にはかなり抑えることができるでしょう。
ただし、味や吸いごたえは、紙巻きたばこと同じわけではなく、テンションは多少落ちてしまいます。
選ぶ銘柄にもよりますが、レギュラーならちょっと軽い加熱式たばこと似たような吸いごたえになるため、こだわりのある方にはあまりおすすめできません。
また、操作自体は簡単ですが、インジェクターでの処理や、定期的なメンテナンスが必要になるため、このような手間を許せて、できるだけ安くタバコを楽しみたい方に向いていると思います。
HIMASU 1Be3 Pro+で気になるトコロ
個人的には、バッテリーの持ちがフル充電しても喫煙15回分(タバコ5本分)とやや短いところが気になりました。
また、一度喫煙すると、次の喫煙まで5分程度待たないとすぐに吸えないので、連続喫煙(チェーンスモーク)が好きな方にはやや苛立ちを感じるかもしれません。
HIMASU 1Be3 Pro+は体に悪い?

HIMASU 1Be3 Proを吸うことで体にとって悪影響を与える情報やエビデンスは、現在のところ公開されていません。
ただし、HIMASUは、タバコを燃やすのではなく、燃やさない程度の温度(約200℃程度)で加熱するため、煙は出ず、代わりに蒸気が出ます。
一般論として、有害物質は煙に含まれる量よりも加熱式タバコに含まれる蒸気では少なくなるため、HIMASUも同様のメカニズムになると考えられます。
また、タバコに塗布するリキッドは、食品にも使われるグリセリンが原料で、かつ無香料のため、これ自体有害なものではありません。
HIMASU 1Be3 Pro+のQ&A
加熱モードの変更はどうやって行いますか?
HIMASU 1Be3 Pro+は高温、中温、低温の3つで加熱モードが変更でき、USBケーブルを繋いで充電中にのみ、ボタンを3連続押すことで切り替えできます。
デフォルトでは中温になっていて、切替時に点灯する上段のLEDランプの個数で現在の加熱温度がわかります。
- ランプが1個…低温
- ランプが2個…中温
- ランプが3個…高温
加熱位置の変更はできますか?
HIMASU 1Be3 Pro+は、上段、中段、下段の3段分けで加熱しますが、自分で加熱位置の変更は都度できません。
しかし、喫煙していない状態でボタンを5連続押すと一番下の段にリセットすることができます。
連続喫煙はできますか?
HIMASU 1Be3 Pro+は、喫煙後に本体が熱くなるため、すぐに次の喫煙をすることができません。
ボタンを押すしても下のLEDランプが点灯するときはまだ連続喫煙できないサインです。
本体が冷めるまで、5分程度待つと再び喫煙できるようになります。
HIMASU 1Be3 Pro+の充電時間や充電方法は?
HIMASU 1Be3 Pro+のフル充電時間は120分で、約15回分吸うことができます。
充電切れで吸えない場合は、本体下にあるLEDランプが白く点滅します。
充電端子はUSB-typeCとなっていますが、USBケーブルや充電器は本体に付属していないため、自分で用意する必要があります。
コンセント型の充電器や、USB端子のある機器、モバイルバッテリーなどに差し込んで充電を行います。
HIMASU 1Be3 Pro+のメンテナンスはどれくらい必要ですか?
タバコの挿入口部分は付属のクリーニングツールを使って週一回程度削り取りが必要です。
また、ノズルやフィルター部分も液体リキッドが溜まっていないか定期的にチェックする必要があります。
また、インジェクターも使っていると、底面に少量の液漏れなどが発生しますが、これは残念ながら仕様のようです。
ただし、インジェクターは本体を解体して丸ごと水洗いすることができます。
気になる方はリキッド交換時などのタイミングで掃除してみてはいかがでしょうか?
まとめ

HIMASU 1Be3 Pro+を実際に使ってみてのレビューをご紹介しました。
最大の特徴は、なんといっても紙巻きタバコ1本で3回吸えて、タバコ代を実質1/3に圧縮できる圧倒的なコスパです。
旧型から機能性がアップし、タバコをカットする手間も不要になったことで、使い勝手が大幅に向上しました。
味や吸いごたえは、紙巻きたばこと同じではなく、全体的にマイルドになりますが、吸った感を含め、加熱式たばこ程度の強さは感じられるでしょう。
「値上げでタバコ代が苦しいけれど、禁煙はしたくない」という方には、少々手間がかかっても、コスパ的にはかなりメリットなデバイスとしてオススメです!
HIMASU 1Be3 Pro+は、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、公式サイトなどの通販サイトで購入でき、コンビニやドン・キホーテなどの実店舗では取り扱いがないためご注意ください。
