こんにちは、リラゾの自称・加熱式たばこマイスター、パパ中西です!
加熱式タバコ「グローヒーロ」に対応するたばこスティックは、アイコスのたばこスティックの形とよく似ています。
しかし、似ているからといっても、グローヒーロでアイコスのタバコは吸うことはできませんし、逆にアイコスでグローヒーロのたばこを吸うこともできません。
それどころか、グローヒーロでIQOSのたばこを加熱すると先端が溶けて危険なだけでなく、異臭も発生してしまいます。
このページでは、実際に試してどのように危険だったのか画像付きで解説すると共に、なぜ互換性がないのか理由についてもご紹介します。
グローヒーロとアイコスは互換性がない!危険なので試さない!

グローヒーロとアイコスイルマiは、そもそも製造メーカーが違い、仕様上の互換性は全くありません。
厳密にいえば、サイズはよく似ているので、それぞれの本体の挿入口には入れることはできます。
しかし、グローヒーロ本体でIQOSイルマ専用たばこ「テリア」「センティア」を実際に加熱すると、異臭が発生し、スティックが溶けてしまいます。
また、IQOS本体でグローヒーロ専用たばこスティック「ヴァルト」を吸うと加熱自体がされず、吸うことができません。
特に、グローヒーロの場合、デバイスが破損して、保証期間内でも保証を受けられない可能性が高く、絶対にやめておきましょう。
実際に当サイトで試した結果を順番にご紹介します。
【実践】グローヒーロでアイコスのテリア・センティアは加熱できるけど吸えない

グローヒーロ本体でIQOSイルマ専用たばこ「テリア」「センティア」を加熱すると、異臭が発生しスティックが溶けて中折れしてしまいます。
加熱開始とほぼ同時に異様に白い煙がモクモクと出てきて、その数秒後にはたばこ葉とプラスチックが混ざった強烈な焦げ臭いニオイが発生し、この時点で吸うのはさすがに危険と判断してやめました。。
急ぎ手動で加熱停止してスティックを抜き出すと、なんとスティックが挿入口で中折れし、先端が本体に残ってしまったままとなりました。。
力入れてないのでどうして…と思いましたが、よくよく見たら先端のフィルター部分が溶けてくっついてしまったようです。。

溶けてしまったスティックを取り出すのも非常に大変で、その後普通に吸うたびに悪臭がしばらく発生し、阿鼻叫喚…。
クリーニングブラシとか使って掃除してみましたが、一箱分くらいはタバコとは別のニオイが漂うままになりました。。

【実践】アイコスイルマiでグローヒーロたばこは加熱できず吸えない

アイコスイルマi本体で、グローヒーロ専用たばこスティック「ヴァルト」を吸うことができるか試してみましたが、こちらも吸うことはできませんでした。
アイコスイルマiワンに、グローヒーロ専用たばこのヴァルトを差し込んでみましたが、自動加熱は全然反応せず、手動加熱も試してみましたが、ボタンを押しても、LEDにエラー点滅が出て吸うことすらできませんでした。
グローヒーロでアイコスを吸えない3つの理由
グローヒーロでアイコスを吸えない3つの理由は、加熱方式の違い、たばこスティックの長さの違い、構造の違いの3つの理由が挙げられます。
形だけはよく似ていますが、中身はぜんぜん違うので、吸えない理由も然るべき…という感じです。
1.加熱方式の違い
そもそも、グローヒーロとアイコスイルマで加熱方式は全く違います。
グローは本体の内蔵された「加熱クォーツ」から発熱するのに対して、アイコスは、スティックに内蔵されている「金属片」から発熱します。
- グローヒーロ:本体に搭載された加熱クォーツによる二重加熱
- アイコスイルマi:たばこスティックに内蔵された金属片を加熱する誘導加熱システム
グローヒーロの加熱方式

グローヒーロは、本体挿入口の内部に搭載された「加熱クォーツ」と呼ばれる細い棒状のようなものが発熱し、赤外線+抵抗の2種加熱を行っています。
ちょうど旧型IQOSにあった「加熱ブレード」のような感じですが、グローヒーロは、金属ではなく水晶が使われ、加熱温度は約370℃に達します。
アイコスのスティックをグローヒーロに入れてしまうと、スティックのフィルター部分がこの高温に耐えられず、溶けてしまうのです。
グローヒーロの加熱方法や実際の吸いごたえについては、こちらのページでまとめているので、ご覧ください。
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アイコスイルマの加熱方式

一方、アイコスイルマは、たばこスティック内側に内蔵された金属片を磁力の力で加熱する誘導加熱システムです。
たばこスティックの中には必ず金属片が入っていて、ここから約300℃の高温で発熱することで、たばこ葉を加熱しています。
グローのたばこにはそもそも金属片が入っていないので、アイコス本体で加熱しても発熱自体が行われません。
たばこスティック長さの違い
グローヒーロとアイコスイルマでは、形はよく似ていますが、たばこスティックの長さが違います。
グローヒーロのたばこは5.3cmに対して、アイコスイルマ専用たばこは4.5cmと短くなっています。
長さが違うと加熱される部分が異なり、特にグローヒーロ本体にアイコスを入れてしまうと先端のフィルター部分が加熱されてしまい、溶けてしまうのです。
たばこスティック構造の違い
グローヒーロとアイコスイルマiでは、たばこスティックの構造も違うため、それぞれ違うデバイスを使ってしまうとうまく加熱できません。
- グローヒーロ:たばこスティックに水晶(クオーツ)を差し込む穴
- アイコスイルマi:たばこスティック内側にアルミニウム
グローヒーロ専用たばこは、先端にヤニ汚れを防止するスティックシールが貼り付けられ、取り除くとたばこスティックに本体の加熱クォーツに差し込む穴があります。

一方で、アイコスイルマ専用たばこも、先端にあるヤニ汚れを防止するフィルターを取り除いて分解すると、パラパラとたばこ葉が分散され、その真ん中に金属製の誘熱体が内蔵されています。

グローヒーロにはそもそも金属片が入っていないため、アイコスに刺しても加熱すらされません。
見てくれは同じでもそもそも構造自体が全く異なることがわかると思います。
まとめ
グローヒーロでアイコスのタバコは吸えるのか、また、逆にアイコスでグローヒーロのタバコは吸えるのかについてご紹介しました。
実際にリラゾで吸えるのか試した結果、どちらも吸うことはできず、特にグローヒーロでアイコスを吸うとスティックが溶けて危険であることがわかりました。
取り出すことも大変ですし、その後悪臭がしばらく残ってしまうので試すことは絶対やめましょう。
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グローヒーロでIQOSのタバコを加熱: 悪臭の煙がでて、スティックが溶けて中折れし取り出すことが困難
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IQOSでグローヒーロのタバコを加熱: エラーが出て自動加熱も手動加熱もができない
そもそもグローヒーロとアイコスのたばこスティックは、形だけはよく似ていますが、互換性が一切なく、もし使って故障してしまってもメーカー保証すら受けることができません。
それぞれのデバイスは専用設計されたスティックでこそ100%のポテンシャルを発揮します。正しい組み合わせのタバコを使うことをおすすめします!
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