アイコスイルマアイのフレックスパフ(flex puff)機能が使えない時の対策法や追加パフ発生条件は?

アイコスイルマアイフレックスパフ発動

こんにちは、リラゾの自称・加熱式たばこマイスター、パパ中西です!

IQOSの新型加熱式たばこ「アイコスイルマアイ(IQOS ILUMA i)」には、新しい機能として、喫煙状況に応じて4回分喫煙回数(パフ回数)がアップするフレックスパフ(flex puff)機能が搭載されました。

たばこが以前より多く楽しめる点でウレシイ機能のひとつなのですが、かなかフレックスパフ機能が使えず、故障ではないかと疑ってしまう方もいるかもしれません。

しかし、フレックスパフ機能は、適度な喫煙間隔と吸い込み時間、吸い込み量に気をつければ高い確率で発生させることができます

このページでは、フレックスパフ機能がいったいどのような条件で発生するのか、どのように吸えば発生しやすいのか実際に調べた内容をもとにご紹介します。

フレックスパフ(flex puff)機能とは?

アイコスイルマアイ フレックスパフ

アイコスイルマアイのフレックスパフ機能とは、喫煙が終わりに近づくタイミングで、システムが14パフを超えてまだ吸えると判断した場合、最大4パフ追加で吸える機能です。

アイコスのたばこ1本あたりの喫煙回数は、6分間、もしくは14パフと決められていたので、パフ回数が伸びることはある意味革新的な機能ともいえます。

セパレート型のアイコスイルマアイやプライムの場合、フレックスパフが発生した時には、タッチスクリーンのリング上のLEDがくるくる回り、左側に追加回数分のリングが増えるようになります。(一体型のアイコスイルマアイワンは非表示)

フレックスパフ機能アニメーション

フレックスパフ機能はいつでも動作するわけではない

フレックスパフ発生条件

ただし、フレックスパフ機能は、最初に書いた通りシステムの自動判断で発生するかどうか決めているため、いつでも発生するわけではなく、自分の操作で発生させることもできません。

またどのような条件下で発生するのかもIQOS公式からは公開されていません。

そのため、人によっては全然発生しないこともあり、ワタシも適当に吸っている分には1箱で3本くらいしか発生しませんでした。。

一応アイコスイルマアイを購入する時に、IQOSストアのスタッフの方にどんな機能なのか聞いたところ、吸い込む量が少ない方や、吸引間隔を空けて吸っていると、作動しやすいことがわかりました。

かなりアバウトな機能なのですが、これをヒントに、フレックスパフ機能が発生しやすい条件を探ってみると、一応発生しやすくて再現性の高そうな方法がみつかりましたのでご紹介します。

フレックスパフ機能を発生させる対策法

アイコスイルマアイフレックスパフ発動

フレックスパフ機能が発生する条件は、パフ回数が12~13回になった時点で、内部のシステムがスティックに残っている成分の残量をチェックし、まだ蒸気が出るようであれば自動的に回数が延長されるようです。

吸い方や喫煙間隔などをストップウォッチを併用して都度変えて調べたところ、喫煙時間の長さではなく、あくまでもパフ回数によって判断しているようでした。

追加される回数も、残っている成分に応じてランダムに1~4回まで変わりやすく、残量はシビアに計測しているようです。

ただし、喫煙時間が5分を超えてくると発生しにくく、また喫煙時間が残り30秒の点滅振動の近くになっても動作することはありません。

これらの条件をふまえて、フレックスパフ機能はどのような喫煙をすれば発生しやすいのか、その対策法を順番にご紹介します。

1.喫煙間隔は約15~20秒ごとに1パフがベスト

フレックスパフを動作させるには、喫煙時間中にほどよい喫煙間隔をもたせることが必要であることがわかりました。

そのため、吸い込む間隔は非常に大事で、おおむね15~20秒に一回のペースで吸い込めばフレックスパフが作動しやすいです。

今回フレックパフを意図的に発生させるために、喫煙間隔にいくつかのパターンを持たせて吸ってみたところ、15~20秒の間隔で吸った場合、おおむね4分くらいでシステムのチェックが働き、発生する確率が増えました。

これより早い喫煙間隔を12秒に1パフにすると、間隔が短すぎて蒸気が十分に発生せず、フレックスパフが動作する確率はかなり落ちます。

逆に長めにとって25秒に1パフにすると、今度は制限時間(6分)のアラート近くになってしまい、最大4回追加されても、今度は時間制限により追加分は無効になってしまいます。

早くスパスパ吸ったりすることはもちろん、間隔をゆっくりしすぎても喫煙時間の上限に妨げられてしまうので、ほどよい喫煙間隔を持たせることで動作する確率がアップすると思います。

2.吸い込む時間は1秒程度に抑える

フレックスパフを動作させるには、喫煙間隔はもちろんのこと、喫煙終盤になってもスティックにまだ発生できる蒸気が残っている必要があります。

そのため、吸い込む時間は1秒程度に押さえ、それ以上長く吸い込みすぎないようにすることが必要です。

アイコスは、原理的に1秒以上吸い込むと1パフとカウントしています。

それ以上長く吸い込んでも同じ1パフなんですが、長く吸えば吸うほど蒸気が多く消費されるため、この場合喫煙間隔を持たせても動作はしません。

3.強く吸い込みすぎない

フレックスパフを動作させたい時は、できるだけ強く吸い込みすぎないようにしましょう。

吸い込む時間と同様に、強く吸い込んでしまうとその分蒸気が多く消費されるため、成分が残っていなければフレックスパフは動作しません。

吸い込む力は個人差がありすぎて、具体的にどうするとはいえませんが、まずは喫煙間隔を15~20秒のペースで吸ってみて、動作しない場合は普段よりも弱めに吸って調整するしかなさそうです。

フレックスパフ機能が発生しやすいシチュエーション

このように、フレックスパフ機能は、加熱具合を調整して回数を伸ばしているわけではなく、単純にパフ回数の14回に近くなってまだ蒸気が出そうだったら延長するという仕掛けです。

そのため、吸い込み方やタイミングによって発生しないことも多く、意図的に毎回喫煙回数を増やすことはかなり難しいと言えます。

ワタシの場合、普段よりも浅く吸わないと、蒸気の成分が残りにくく、パフ回数が増えても喫煙の満足感が得られるかといえばかなり微妙な機能です(笑

普段から強めに吸い込んだり、スパスパ早く吸っている人にはあまり意味のない機能と言えるでしょう。

ただし逆にいえば、

  • 普段から浅く吸っている人
  • 1本のパフ回数がもともと少ない人
  • 電話したり、会話したりしながら吸う時
  • なにか手作業しながら喫煙する時
  • 飲み食いしながら喫煙する時

といった、吸い込む量がいつもより少なく、喫煙間隔を適度に持たせやすいシチュエーションの場合はフレックスパフ機能が発生しやすく、スティックの成分を無駄なく使えるという点ではメリットが高いといえます。

フレックスパフ機能は喫煙開始後4分くらいで発生させる

フレックスパフ機能は、喫煙開始後4分くらいで発生させるようにしましょう。

フレックスパフ機能はあくまで喫煙回数を増やすだけの機能のため、喫煙時間が伸びることはなく、最大6分間のままです。

例えば喫煙開始後5分くらいで追加で増えたとしても、その後6分が来てしまうと強制的に電源が落ちてしまうため、せっかく増えたパフ回数が無駄になってしまいます。

ゆとりを持って吸うのであれば、喫煙開始から4分くらいで発生させると無駄なく追加パフ回数分も吸うことができます。

フレックスパフ機能が動作しない場合の対策法

喫煙間隔を持たせたり、弱めに吸ってもフレックスパフ機能が動作しない場合、次のようなポイントをチェックしてみましょう。

スティックの挿入口が汚れていないか確認する

フレックスパフ機能は、スティックに残っている成分を検知していると思われるため、挿入口にゴミやヤニ汚れがあるとセンサーが作動しにくくなると考えられます。

挿入口に小さなゴミがあればとりのぞいたり、ヤニ汚れは綿棒で掃除するなどしてみましょう。

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ポーズモード(一時停止)をすると作動しない

ポーズモードとは、加熱後3分以内にスワイプすると加熱を最大8分まで一時停止してくれる機能です。

この機能を使ってしまうとフレックスパフ機能は強制的に動作しないようになっています。

IQOSアプリの設定でフレックスパフ機能をOFFにしている

Bluetoothを使って接続するIQOSアプリではアイコスイルマアイの様々な機能のON/OFFの設定ができます。

フレックスパフ機能が動作しない場合は、IQOSアプリの設定で機能がOFFになっていないか確認するようにしましょう。

フレックスパフ機能が壊れても保証の対象外

フレックスパフ機能は、もし機能的に動作しなくなったとしても、保証交換の対象外となっています。

IQOSには、製品登録完了後1年以内なら、故障しても無料で新品で交換してくれる「IQOSケアプラス」制度がありますが、フレックスパフ機能は、製品そのものの機能に影響はしないという理由から動作しなくなっても、交換はしてくれません。

アイコスの自動センサー系では自動加熱機能も同じように保証対象外となっています。

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まとめ

「アイコスイルマアイ(IQOS ILUMA i)」のフレックスパフ機能が使えない時の対策法や、発生条件についてご紹介しました。

フレックスパフ機能は、個人の吸い方によっては発生しにくい場合があります。

あくまでこちらで調べた限りですが、意図的にフレックパフを発生させたい場合は、

  • 約15~20秒ごとに1パフの間隔で吸う
  • 吸い込む時間は1秒程度に抑える
  • 強く吸い込みすぎない

といったことに気をつけて吸ってみましょう。

また、喫煙時間の6分間になると、追加のパフ回数が残っていても電源は切れてしまうので、喫煙開始後4分間くらいでフレックスパフ機能を発生させると最後まで無駄にせず吸うことができます。

お困りの方は一度試してみてください。

フレックスパフ機能が起動するとタッチスクリーンで判断できますが、そちら含めたタッチスクリーン表示の全パターンはこちらのページでまとめているので、合わせてご覧ください。

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