こんにちは、リラゾの自称・加熱式たばこマイスター、パパ中西です!
2026年は4月と10月に加熱式たばこの段階的な増税が控え、さらには紙巻きたばこの値上げも続々と発表されています。
これだけ値上げが続くと、正直、財布へのダメージが洒落にならなくなってきますよね。。
そこでリラゾでは、全国20〜69歳の男女49,879人を対象に喫煙の実態を大調査。そのうち現役の喫煙者11,119人に、「タバコがいくらになったら禁煙するのか?」をお聞きしました。
結論から言うと、限界価格は「1箱600円」で喫煙者の約4割が禁煙を検討することがわかり、さらに年収別に見ると、禁煙を決断する価格には約1.8倍の差があるという、なかなかシビアな実態も見えてきています。
具体的にどのような結果であったのか、順番にご紹介します!
【結論】タバコの限界価格は「1箱600円」。ここまでで約4割が禁煙を検討

現役の喫煙者11,119人に「今後タバコ税が増税されたとして、一箱の値段がいくらを超えたら禁煙したいか」を聞いた結果がこちらです。
| 1箱の価格 | 回答率 | 累積(ここまでに禁煙を検討) |
|---|---|---|
| 〜500円 | 13.5% | 13.5% |
| 〜550円 | 8.1% | 21.6% |
| 〜600円 | 18.5% | 40.1% |
| 〜650円 | 8.9% | 49.0% |
| 〜700円 | 14.3% | 63.3% |
| 〜750円 | 4.5% | 67.8% |
| 〜800円 | 7.4% | 75.1% |
| 〜900円 | 1.7% | 76.8% |
| 〜1,000円 | 14.4% | 91.2% |
| 〜1,100円 | 1.3% | 92.5% |
| 〜1,200円 | 2.1% | 94.6% |
| いくらでも許せる | 5.3% | – |
最初の大きな壁は「〜600円」。この時点で累積の禁煙意向は約4割(40.1%)に達します。
2026年7月現在、主要銘柄の多くはすでに600円前後の価格帯に入っており、割安な銘柄はまだあるものの、多くの喫煙者にとって「もう限界ラインギリギリ」というのがリアルなところです。
さらに「〜700円」で累積6割超(63.3%)が禁煙を検討。今後の段階的な増税で主要銘柄が700円台になってくれば、喫煙者の3人に2人が禁煙を考えるという計算になります。
「〜1,000円」の大台では累積約9割(91.2%)に到達しますが、一方で「いくらでも許せる」という猛者も5.3%いて、ワタシは思わず尊敬してしまいました(笑)
なお、2026年の値上げスケジュールや銘柄ごとの新価格は、こちらのページで随時更新しています。
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年収でこんなに違う!「600円で禁煙」は低所得層ほど早い

ただ、「1箱600円」という最初の壁は、年収によってまったく違うことがわかりました。
限界価格の回答を世帯年収別に分析した結果がこちらです。
| 世帯年収 | 「〜600円」までに禁煙を検討する割合 |
|---|---|
| 400万円未満 | 47.0% |
| 400万〜800万円未満 | 39.5% |
| 800万〜1,500万円未満 | 33.4% |
| 1,500万円以上 | 25.6% |
年収400万円未満の喫煙者では、約半数(47.0%)が「600円」の時点で禁煙を検討すると回答。一方、年収1,500万円以上では25.6%にとどまり、その差は約1.8倍です。
しかも表を見てわかるとおり、年収が上がるにつれて割合がきれいに下がっていく、一貫した傾向になっています。
所得が少ないほどタバコ代の値上がりがダイレクトに生活費を圧迫し、早い段階で「やめるかどうか」の決断を迫られる、というのが数字から見えるリアルです。
もちろん、実際には「禁煙」の前に安い銘柄への乗り換えという選択肢もあり、実際一部には500円を切るタバコはもだあるだけに、値上げを機会に乗り換えた方もいるではないでしょうか?
ただ、見方を変えると「同じ銘柄を吸い続ける」「安い銘柄に切り替える」「禁煙する」——この選択の幅そのものが、所得によって狭まっていくことにもつながります。
増税による値上げは、好きな銘柄を好きなだけ吸えるかどうかという”嗜好品の格差”を、じわじわ広げていく要因になりそうです。
増税されてもやめない?約半数は「同じタバコを吸い続けたい」

ここまで「いくらで禁煙するか」という限界ラインを見てきましたが、では実際に増税で値上げされたとき、喫煙者はどのような行動をとるのでしょうか?
「2026年からの税制改正後、増税によりたばこが値上げされてもタバコを吸い続けるか」を聞いた結果がこちらです。
| 増税後の選択 | 回答率 |
|---|---|
| 引き続き同じタバコを吸いたい | 49.6% |
| 少しでも安いタバコに乗り換えたい | 25.6% |
| 禁煙したい | 17.4% |
| ニコチンの入っていない電子タバコに乗り換えたい | 6.8% |
| その他 | 0.6% |
最多は「引き続き同じタバコを吸いたい」で約半数(49.6%)となり、値上げされても、いつもの味を手放したくない気持ちの強さは同じ喫煙者としてよくわかる意見です。
その一方で、「安いタバコに乗り換えたい」が25.6%、「禁煙したい」が17.4%。合わせて4割超が、値上げを機に何らかの行動を変えるつもりでいることもわかりました。
さらに「ニコチンの入っていない電子タバコに乗り換えたい」という方も6.8%いて、ニコチンゼロへの移行という選択肢も静かに存在感を増しています。
「同じ銘柄への愛着」と「家計とのせめぎ合い」。約半数ずつに割れたこの結果こそ、値上げ時代の喫煙者の本音と言えそうです。
禁煙に成功した人のきっかけは?「家計」と「健康」が拮抗

ここまでは「これからどうするか」という現役喫煙者の意見でしたが、では実際に禁煙に成功した人は、何がきっかけだったのか?
ここからは対象を切り替えて、「以前タバコを吸っていたが今は禁煙している」と回答した禁煙成功者12,142人に聞いた結果をご紹介。
上位に並んだのは「家計由来(値上がり・お金の節約)」27.9%、「今後の健康を考えたため」27.2%、「病気や体調不良になった」18.4%の3つです。
| 禁煙するに至った理由 | 回答率 |
|---|---|
| 家計由来(値上がり・お金の節約) | 27.9% |
| 今後の健康を考えたため(人間ドックでの指摘など) | 27.2% |
| 病気や体調不良になった | 18.4% |
| 子供・孫の誕生 | 7.7% |
| 喫煙場所の減少 | 5.3% |
| 結婚 | 4.4% |
| 引越し | 1.7% |
| 転職 | 1.4% |
| その他 | 6.0% |
注目したいのは、病気や体調不良という「実際に健康状態が変化した後」の禁煙を除いて、健康なうちに自分の意思で禁煙を決めた人のきっかけを見ると、「将来の健康への配慮」(27.2%)と「家計の負担」(27.9%)がほぼ拮抗しているという点。
禁煙といえば健康のため、というイメージが強いですが、実際には財布へのダメージも、健康意識と並ぶ立派な禁煙の推進力になっているんです。
男女別に見ても、この傾向は変わりません。

男女ともに「家計由来」がトップで、次いで「今後の健康」という並び。値上げという外圧が、性別を問わず禁煙成功の現実的なきっかけになっていることがわかります。
「600円の壁」で4割が禁煙を検討するという意向は、決して口だけではなく、実際に価格をきっかけに禁煙を成功させた人が大勢いる——そんな裏付けと言えそうです。
調査概要

| 調査名 | 「喫煙・禁煙」に関するアンケート2026 |
|---|---|
| 調査期間 | 2026年1月5日(月)〜2026年1月18日(日) |
| 調査方法 | インターネットリサーチ(アイブリッジ株式会社「Freeasy」) |
| 調査人数 | 49,879人 |
| 調査対象 | 調査回答時に全国20〜69歳の男女と回答したモニター |
| 調査元 | 有限会社オーバーロード(https://overload.co.jp/) |
※設問により回答対象者が異なります。限界価格・増税後の行動に関する設問は紙巻き・加熱式たばこの喫煙者11,119人、禁煙のきっかけに関する設問は禁煙成功者12,142人が対象です。
なお、本調査における現在喫煙者の割合(22.9%)は、厚生労働省「令和6年 国民健康・栄養調査」の年齢階級別データから20〜69歳の範囲で概算した喫煙率(約18%)と大きく矛盾しない水準です。
また、加熱式たばこの利用率が男性より女性で高いという傾向(本調査:男性39.1%/女性41.6%)も、同調査の公式統計(男性41.4%/女性44.2%)と一致しており、公的データと同様の傾向が本調査でも確認されています。
- ※20〜69歳の喫煙率(約18%)は、同調査の性・年齢階級別の割合と回答者数から当社が算出した参考値です。
- ※参照:厚生労働省「令和6年 国民健康・栄養調査」の結果 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66279.html
まとめ
最後に、今回の調査結果のポイントをまとめてみました。
- 禁煙を検討する最初の大きな壁は「1箱600円」。ここで喫煙者の約4割が禁煙を考える最初の壁
- 「600円で禁煙」の割合は年収400万円未満で47.0%、1,500万円以上で25.6%と約1.8倍の差。
- それでも約半数は「同じタバコを吸い続けたい」。値上げ時代でも銘柄への愛着は根強い
- 禁煙成功者のきっかけは「家計の負担」(27.9%)と「将来の健康」(27.2%)が拮抗。財布へのダメージは、健康意識と並ぶ禁煙の推進力
増税と値上げが続く2026年、タバコとの付き合い方は「好み」だけでなく「値段」も大きく関わる時代に入ってきました。
同じ銘柄を吸い続けるか、安い銘柄に乗り換えるか、それとも思い切ってやめるか——その選択を迫られるタイミングは、人によって確実に違ってきます。
ワタシ自身、正直「1,000円、いや800円になっても吸い続ける」と言い切る自信はありません(笑)。でも、だからこそ今吸える一本を大事に、美味しく味わっていきたいなと思います。
ちなみに、加熱式たばこのどのデバイスが選ばれているのかは、毎年恒例のシェア率調査で詳しくまとめています。
乗り換え先選びの参考にもなるので、あわせてチェックしてみてください!
加熱式たばこの情報発信や喫煙グッズの販売を行うWebメディア「RELAZO(リラゾ)」では、2026年1月、全国の喫煙者11,343名を対象に、加熱式タバコの利用実態に関する大規模なインターネット調査を実施いたしました。本調査の結果[…]
