こんにちは、コンビニで買うなら緑茶派の自称加熱式タバコマイスターのパパ中西です。
加熱式タバコのアイコスは、最新機種の「アイコスイルマ」に変わってから、今までの加熱ブレードタイプのアイコスは販売されなくなりました。。
マールボロやヒーツを吸うためにはアイコス非公式の互換デバイスが必要となり、Honor MAX(オナーマックス)はそのうちの代表的な機種のひとつです。
加熱ブレード付きで、加熱温度も微調整ができることもあり、なにやら良さそうなので購入してみました。
実際に使ってみた率直な感想ですが、Honor MAX(オナーマックス)はアイコス3Duoの代わりに十分なる!、というか変わらない…。
くわしい使い方や吸い心地、購入時の注意点をまとめてみたので、これから、購入しようか検討している方の参考になれば嬉しいです。
- 1 Honor MAX(オナーマックス)とは?
- 2 Honor MAX(オナーマックス)の価格と販売店舗~コンビニでは売ってる?
- 3 Honor MAX(オナーマックス)の対応スティック
- 4 Honor MAX(オナーマックス)は、イルマとグロー、プルームXのスティックには非対応
- 5 特徴1:30本連続喫煙可能
- 6 特徴2:加熱温度や喫煙時間を細かく調整ができる
- 7 Honor MAX(オナーマックス)のスペックまとめ
- 8 Honor MAX(オナーマックス)の実機レビュー外箱を開封~本体と内容物
- 9 Honor MAX(オナーマックス)本体の質感や手触りは?
- 10 Honor MAX(オナーマックス)を使ってみた感想。バイブレーションで教えてくれる。自動クリーニング機能は?
- 11 IQOS3用スティックで吸った感想
- 12 ニコレスのスティックで吸った感想
- 13 プルームX用スティックで吸った感想:蒸気が発生せず使えなかった
- 14 グローハイパー用スティックで吸った感想:先端しか刺さらず蒸気が発生しない
- 15 Honor MAX(オナーマックス)は自動クリーニング機能付!手動での掃除方法も紹介
- 16 Honor MAX(オナーマックス)と他の加熱式たばこデバイスの大きさ比較。携帯性は高い?
- 17 まとめ
Honor MAX(オナーマックス)とは?
オナーマックスは、日本のQOQ(キューオーキュー)というメーカーが製造している、加熱ブレード付きの加熱式たばこデバイスです。
オナーマックスのスティック差し込み口には、アイコスの加熱ブレードに相当する、針状のニードルが設置されています。
スティックを差し込むことでニードルがたばこにつき刺さり、たばこ内部から加熱することで高い吸いごたえを実現できます。
内部のニードルは、セラミック素材でできており、挿しやすく折れにくい特徴があります!
確かに、突き刺す時もズボッとすんなり刺さったし、抜き出す時もストレスなくすっぽりと取り出しやすかったです!
Honor MAX(オナーマックス)の価格と販売店舗~コンビニでは売ってる?
オナーマックスは、コンビニやドンキといったタバコ販売店では売っていません。
もともとネット販売専用商品で現在ではAmazonのみで購入することができますが、在庫切れしていることが多くなっています。
価格は4,999円とIQOS3MULTIとほぼ同額です。
本体カラーはブラックとシルバーのシンプルな2色展開です。
- シルバー
- ブラック
以前は楽天市場でも販売されていましたが、現在はHoner MAXの下位モデルであるHonorPlusのみが販売されています。
価格は4,480円と少し安いですが、Honor MAXと比べると、液晶画面がない、連続喫煙本数が短いなどのスペックダウンがあるアイテムです。
とにかく安くアイコス互換機を買いたいという方はこちらでも良いかもしれません。
Honor MAX(オナーマックス)の対応スティック
オナーマックス専用スティックは販売されておらず、アイコス3で使用するスティックと、ニコチンレススティックが使うことができます。
具体的に、オナーマックスで使用できるスティックはこちらです。
- マールボロ(アイコス3スティック)
- ヒーツ(アイコス3スティック)
- ニコレス
これらはアイコス3Duoで喫煙したとき同様に、蒸気が発生して喫煙することができましたよ!
Honor MAX(オナーマックス)は、イルマとグロー、プルームXのスティックには非対応
ただし、アイコス3以外の加熱式タバコのスティックは使うことができませんでした。
- テリア(アイコスイルマスティック)
- センティア(アイコスイルマスティック)
- ケント(グローハイパー/プロスティック)
- ネオ(グローハイパー/プロスティック)
- キャメル(プルームXスティック)
- メビウス(プルームXスティック)
スティックの直径がオナーマックスの差込口と合っているので、一見吸えそうなんですが、、
実際に試してみたら蒸気が発生せずに使うことができませんでした。。(くわしくは後半にご紹介しています)
特にアイコスイルマ専用スティックの「テリア」「センティア」には、たばこ葉のなかにブレードが内蔵されていて、差し込むと故障の原因になるので要注意です。
では、ここからはオナーマックスの2つの特徴を、順番にご紹介していきます。
特徴1:30本連続喫煙可能
オナーマックスは、1度の充電で約30本連続使用が可能です。
これは多い!
アイコスイルマは2回ごとに充電、新機種のアイコスイルマワンでも20回連続使用ですからね!
普段1箱以上吸う方でも充電量を心配することなく1日使用し続けられるのは、ありがたい。
特徴2:加熱温度や喫煙時間を細かく調整ができる
オナーマックスは、300℃~360℃の間で、2℃刻みとかなり細かく加熱温度を調整できます。
アイコス3シリーズの加熱温度は300~350℃程度とされているので、ほぼ同等に加熱することができます。
さらにアイコスでは自分で加熱温度が調整できないので、「吸ってみたけどもう少しライトな吸いごたえが好み」という方は温度を下げて調整もできますね。
また、喫煙時間も210秒-330秒(約5.5分)まで調整可能です。
アイコス3の最大喫煙時間の6分には及びませんが、その代わり喫煙回数の制限はないので、理論上時間いっぱい吸うことができます。
人によって最適な喫煙時間は異なるため、自分の喫煙スパンにあったカスタマイズができるのはありがたいですね!
Honor MAX(オナーマックス)のスペックまとめ
Honor MAX(オナーマックス) | |
素材 | アルミニウム合金 |
大きさ | 高さ106.5mm 横幅31mm 奥行き22mm |
重さ | 約98g |
充電口 | USB Type-C |
加熱温度 | 300℃~360℃ |
加熱時間 | 15秒 |
充電時間 | 150分 |
1回の喫煙可能時間 | 210~330秒 |
フル充電時の連続使用回数 | 30回 |
ここから実機レビューをしていきます!
Honor MAX(オナーマックス)の実機レビュー外箱を開封~本体と内容物
同梱物は次の通り。
- オナーマックス本体
- USBケーブル(Type A & C) 長さ80cmm
- クリーニングブラシ
- 説明書
ケーブルは少し変わっていて、片方はUSB対応のType A、もう片方はType Cになっています。
購入したらまずは充電が必要です。
充電する時は、まずUSBケーブルのTypeC側を本体の右側面にあるプラグに差し込みます。
次いで、同じTypeAのあるパソコンなどの機器につなぎます。
もし、TypeA端子対応の機器がない場合、USBの接続端子があるACアダプターを使うか、typeC同士のケーブルを別に購入する必要があります。
ちなみに、充電用のACアダプターは備え付けられていません。
5V2Aのアダプターが対応になっているので、そちらを利用して充電しましょう。
充電は150分で満充電となります。
Honor MAX(オナーマックス)本体の質感や手触りは?
オナーマックスはアルミニウム合金でできています。
見た目は、安っぽい質感ではなくほどよい光沢感があり、重厚感も感じます。
金属ならではの少しサラサラとしたやさしい手触りですね。
また、重さも約98gあり、かなりずっしりくる持ちごたえ。
ほとんどの部分がアルミニウム製のため、表面上安っぽい感じはなく、本体の耐久性は高そうな感じはしました。
本体側面
本体側面には、操作用のLEDディスプレイが搭載されています。
ボタン部分はツルッとしたプラスチック素材となっています。
画像で親指をかけている部分がメインボタンで、こちらは押すと凹むボタン式となっています。
矢印マークがついている部分は、加熱温度や喫煙時間を調整するボタンですが、こちらはタッチパネルになっていて、押すとバイブレーションが作動するようになっていますよ。
では、次に操作方法についてご紹介します。
Honor MAX(オナーマックス)を使ってみた感想。バイブレーションで教えてくれる。自動クリーニング機能は?
充電が完了した状態で、電源を入れましょう。
本体側面にある液晶パネル横の四角いメインボタンを5秒間押し続けると、電源のON/OFFができます。
電源がON/OFFになる時は、本体が3回振動して教えてくれますよ。
ちなみに、オナーマックスのバイブレーションシーンをまとめると、
- 電源ON/OFF時
- 加熱開始時
- 喫煙開始可能時
- 加熱終了30秒前
- 加熱モード切り替え時
に、かなり大きな音で本体がバイブレーションで教えてくれるので、少し驚きます(笑)
たばこスティックを差し込む際は、本体上蓋をスライドさせてこちらから差し込みます。
アイコス3Duoのブレードとは違い、ニードルタイプなのでスティックは非常に差し込みやすいですが、中折れを防ぐためにまっすぐ差し込みましょう。
スティックを差し込んだら加熱スタートです。
メインボタンを2秒間押し続けると、本体が振動し、加熱が開始されます。
加熱が開始すると、本体側面ディスプレイの喫煙時間の横に温泉マークのようなアイコンが表示されます。
こちらのマークがでてから、15秒で加熱が完了するので、加熱完了時もバイブレーションで教えてくれます。
これで喫煙することができるようになります。
喫煙終了後ですが、そのまま真っ直ぐスティックを引き抜くと、かなりの確率で差込口にタバコ葉が残り、次のスティックが差し込めなくなります。。
この現象はアイコス3ではあるあるですが、引き抜くときは説明書に書いてある通り、一度フタを持ち上げてから、スティックを回しながら外すようにして取り出します。
一度回さないとタバコ葉がほぼ確実に残ってしまい掃除の手間が増えてしまうので、気をつけましょう。
こちらが基本的なオナーマックスの使い方になります。
ここからは、対応しそうなそれぞれのスティックを使って吸ってみた感想を簡単にお届けします。
IQOS3用スティックで吸った感想
まずは定番のIQOS3用スティック「マールボロ レギュラー」から吸ってみます。
設定温度はとりあえず間をとって330℃、喫煙時間は3分で設定して喫煙。
うん、吸いごたえはアイコスで吸った時とあまり変わりません。
スティックの真ん中に加熱ブレードを差し込むのは同じ方式なので、当たり前といえば当たり前ですが、加熱ムラや味の変化などもなく、ほんと普通に吸えます。
次に、加熱温度を最大の360℃にして再喫煙。
加熱温度や喫煙時間を変更したい場合は、喫煙前に調整モードにして、設定する必要があります。
喫煙中の変更はできません。
最高温度の360℃に変更して吸ってみると、少しキック感も強く感じられ、ロースト感が増した喫味になりました。
ただ、ワタシの嗜好からいうと、ちょっと吸いにくい味わいかも…。
2℃刻みで細かく調整できるので、何回か調整して自分好みの温度に調整はできそうですね。
ニコレスのスティックで吸った感想
次にアイコス3互換スティックであるニコレスでも吸ってみます。
こちらもアイコス3で吸ったときと、ほぼ同じ味わいで、吸いごたえに明確な変化は感じませんでした。
最高温度の360℃に変更してもあまり味わいは変わらず…。
このあたり、タバコ葉と茶葉で特性が違うのかもしれませんね。
オナーマックスに対応しているのは、こちらとアイコス3Duoスティックのヒーツです。
ここから、冒頭でも紹介した通り、対応機種ではない、プルームやグロースティックを試してみた感想をご紹介します。
プルームX用スティックで吸った感想:蒸気が発生せず使えなかった
次にプルームXを使って吸ってみます。
そもそもプルームXは295℃の加熱温度なので、オナーマックスはそれ以上の温度になります。
また、プルームXは外側から加熱するので、内側から加熱するオナーマックスだと、味や吸いごたえ自体が変わる場合もあります。
今回は「キャメル・リッチ」を使って差し込んでみると、、少しノッポな感じですが、スムーズにささります。
吸ってみると…、あれ、吸い込んでも全然蒸気が出ない…。
ちょっと燻したようなニオイはするんですが、肝心の蒸気をまったく感じることができません。
時間が経っても状況は変わらず、、吸い殻を見る感じではしっかり加熱はされているようですが、吸うことはできないようです。
プルームXは先端にタバコ葉は詰まっていますが、中心部は空洞になっています。
アイコス方式の加熱方法だと、タバコ葉の量が足りずに、結果として蒸気もでないのかもしれません。
グローハイパー用スティックで吸った感想:先端しか刺さらず蒸気が発生しない
最後は、グローハイパープラス用のスティックで吸ってみます。
こちらはほぼキングサイズの長さなので差し込んでみると先端しか入らず、かなりノッポな見てくれです(笑
最新スティックの「ラッキーストライク・ベリーメンソール」を使ってみましたが、メンソール感はややひんやり感じるものの、こちらも肝心の蒸気が出てきません。。
グローもプルームXと同じ外側加熱方式なので、そのスティックを内側加熱方式のオナーマックスに使っても正常な加熱ができないのかもしれません。
Honor MAX(オナーマックス)は自動クリーニング機能付!手動での掃除方法も紹介
オナーマックスには自動クリーニング機能がついてあり、ニードルに付着した汚れをクリーニングしてくれます。
操作は簡単で、メインボタンを6回連続で押すだけ。
すると、「cleaning」と秒数が表示がされ、30秒で完了します。
ただ、これはあくまでも一時的なクリーニングであり、よりキレイにするために40本喫煙ごとに付属したクリーニングピンでの掃除も推奨されてます。
掃除自体は、簡単ですよ!
まずは、フタを真っ直ぐひいて外し、
スティック差し込み口に、備え付けのクリーニングピンで掃除するだけでOKです!
その際、加熱ニードルに力を加えすぎると折れる可能性があるので、丁寧に掃除しましょう。
汚れが付着した状態で喫煙し続けると、加熱ムラが発生したばこスティックの風味が劣化します。
ですので、40本ごとの喫煙と自動クリーニングはする方がいいと思います!
使い方は以上となりますが、使い勝手に関わる実際の大きさと重さについて、ワタシが持っている加熱式たばこデバイスと比較してみたので、ご紹介します!
Honor MAX(オナーマックス)と他の加熱式たばこデバイスの大きさ比較。携帯性は高い?
オナーマックスは、セパレート型ではなく充電部分と喫煙部分が一体になったオールインワン型です。
高さは106.5mm、横幅31mm、奥行き22mmです。
イメージできないと思うので、加熱式たばこを並べてみると、このような感じ。
左から、アイコスイルマワン、アイコスイルマ、オナーマックス、グローハイパー+、プルームX、プルームテックプラスウィズです。
縦長のオールインワン型の形状は、アイコスイルマワンとよく似ていますね!
縦の長さ的にはアイコスイルマワンより、オナーマックスの方が若干短いですが、厚さは分厚いです。
また、アイコスイルマワンは68.5gに対して、オナーマックスは98gと重いです。
そこまで大差はないのですが、この微妙な重さは結構大きく、ずっと吸い続けているとしんどくなるかなと貧弱なワタシは感じました。
まとめ
Honor MAXについてまとめてみました。
前提として、アイコス3Duoの互換機にはなるけれども、グローハイパー/プロ、プルームXの代わりにはならないので購入の際は気を付けましょう。
Honor MAX(オナーマックス)は、現在販売されている加熱式たばこの中では最高温度の360℃に設定することができます。
高い吸いごたえを求める、紙巻きから乗り換え組みの方にはおすすめできます。
最近はアイコス3Duoがコンビニやアイコス公式通販サイトでも在庫切れで販売されていないため、3Duoの代わりに欲しい方にもおすすめですね!
オールインワン型で携帯性は高そうかな?と思いましたが、実物はかなり重量感があったので、女性の方は吸っていると少ししんどくなるかな?と思いました。
アイコスイルマワンの方が、30gほど軽いので、持ち歩きやすさはイルマワンかと思います。
オナーマックスを使って喫煙できるニコレスは、現在販売されている全6種類すべて試しているので、よければこちらも合わせてご覧ください。
こんにちは、リラゾの自称・加熱式たばこマイスター、パパ中西です!ニコチンゼロスティックで有名なニコレスですが、2024年現在全10種類の銘柄が発売されています。このページでは、実際に吸ってわかったニコレス全種類の味や吸いごた[…]