グロープロの詰まりや中折れした場合の対処法。挿しにくいときもこれで解決!

こんにちは、パパ中西@やっぱりタバコ吸えないと寂しいです。

gloの加熱式たばこ「グロープロ」を使い続けて長くなりますが、すでに数回起こっているのがスティックの中折れ問題。。

いざ吸おうと思ってスティックをいれてもうまく入らず折れてしまった
吸い終わってスティックを引っこ抜いたら真ん中で折れた
途中で詰まってしまいスティックが入れられない

こんなトラブルは1回や2回じゃなく、みなさんもお悩みあるのではないでしょうか?

そこでこのページでは

  • なぜ中折れや詰まりが起こってしまうのか?
  • 中折れや詰まった場合の対処法
  • 詰まりが起こりにくくなるメンテ方法

など、なるべくトラブル回避できる方法をご紹介しますね!

中折れや詰まりが起こる原因

初代glo(シルバー色)からglo proに変えてから、中折れする回数は激減しています。

内部の構造が若干改造されたようでスティックも以前に比べ差し込みやすくなったように思いますし、それなりに改良されているなぁとヘビーユーザーからして思うわけです。

しかし、確率がゼロになったわけではなく、やっぱり半年くらい吸っていると、差し込みにくくなったり、突然詰まりが起こってしまうことはまだまだあります。

特にglo proは、初代gloと基本的な加熱システムは同じですが、ゴミや汚れの溜まるポイントが微妙に変わっています。

その原因は次の通り。

タバコヒーター上部のヤニ汚れ

一番原因として考えられるのがこれ。

使っていくごとにヒーター全体に燃えカスやヤニが溜まっていきますが、グロープロの場合は、差込口にある突起部分の隙間と、先端部分には非常に溜まりやすくなります。

ずっとメンテナンスせずにほうっておくと、肉眼でもヤニがついていることが確認できるほどです。

最初はスルッと入っていたスティックも、この入口付近でひっかかりやすくなって中折れの原因になりやすくなります。

さらに、スティックを抜くときに、中にあるヤニが加熱で溶け出して、スティックと本体の接着剤代わりになってしまいます。

こうなると抜く時にフィルター部分しか抜けなくなり、つまりの原因となったりします。

参考までに中のヤニがスティックとこびりついたけど、たまたま奇跡的に取り出せたスティックの画像です。

スティックに本体にあったヤニが外側にこびりついていることがわかりますね。

この状態で力を入れて引き抜いたりすると、上の部分しか抜けなくなってしまい、中にスティックが残ってしまいます。

特に時間が経って中が冷めてから無理に引き抜こうとすると間違いなく中折れします。

引っかかりを感じたら電源を入れて少し温めてからゆっくり引き抜くと取りやすいと思います。

タバコヒーター全体のヤニ汚れ

加熱ヒーターがある上部にもっともヤニはたまりやすいですが、全体に熱をくわえているため、ヒーター全体に燃えカスやヤニはどんどんたまっていきます。

しばらくメンテをしないまま、本体の底にあるクリーニング用フラップを開けてみると、この画像のように燃えカスが落ちてかなりたまっていることがおわかり頂けると思います。

上部ほどのひっかかりの原因にはなりにくいですが、余計なものがあることによって中折れや詰まりの原因になることは十分に考えられます。

スティック自体の問題

本体を常にキレイにしていても、たまに中折れする場合があります。

これはスティック自体が細いため、中には湿気を含んでブヨブヨになっていたり、そもそもの品質に問題があったり(笑)します。

差し込んでいる途中にフニャッとなり、それでも無理に差し込むと、やっぱり折れてしまう原因になります。

このような場合の応急処置については、次のページにまとめてみましたので、参考にしてみてください。

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中折れの直し方その1:クリーニングブラシを使う

最初は定番のクリーニングブラシを使います。

参考までにワタシの事例を少し。。

吸い終わってスティックを引き抜こうとしたら、フィルター部分だけ抜けて、タバコ部分は中に格納されたままに。。

このような場合は、本体の底にあるフラップを開けてクリーニングブラシを突っ込むことで、上に押し出されると思います。

スティックを取り出した後、ブラシを奥まで挿入してゴシゴシすると、大きな燃えカスがでてきたり、黒い細かなカスが出てくることもあります。

同じように上からも挿入してゴシゴシすることで入り口付近に付着したゴミをとっていきましょう。

今回のワタシの中折れは、入口付近にあったヤニゴミとスティックがくっついて折れてしまったものと推測されます。

最後に本体をトントンするとブラシでとりきれなかったゴミが落ちてくると思います。

※使い終わったクリーニングブラシは最後に水洗いしておかないとニオイがきついので注意しましょう!

たまにですが、この画像のようにクリーニングブラシを差し込んでも筒の中で硬直して動かない場合があります。

スティックが詰まって出てこない

この場合は、一度加熱ボタンを押して10秒くらいして再びOFFにしてからブラシを差し込んでみると、筒の中が温まり、スルッと取り出しやすくなります。

ただし、この場合は燃えカスが散乱してしまい、後のお掃除が大変になるので、ティッシュなどを敷いて取り出したほうが良いですね。

クリーニングブラシがない場合

つまようじやキリのようなもので押し出すことができます。

底の穴から同じように入れることで大抵の場合、中折れスティックを出すことができます。

中折れしたスティックが短い場合は少しだけ上の穴から出た時点で指で引き抜いてしまいましょう。

外出時などの一時的な応急処置として対応できると思います。

また、クリーニングブラシは本体に1本付属していますが、もし無くしてしまったり、古くなってしまった場合、公式サイトで製品登録をしていれば、無料で1本代替品のブラシを送ってくれるそうです。

くわしくはお客様相談室(0120-010-657)かグロー公式サイトに問い合わせてみてください。

製品登録をしていない場合は次のサイトで購入することができます。(以前は公式サイトでも売っていたのですが、最近はなぜか売っていません、、)

また、最近では100円均一でおなじみのセリアでも非公式品で互換ブラシが販売されています。

セリア100均クリーニングブラシ

公式品に比べ、柄の部分が長く、ブラシがこじんまりしているのですが、使い勝手はあまり変わりなかったです。

セリア100均クリーニングブラシ比較

直し方その2:息を強く吹きかけて底に溜まったヤニをとる

クリーニングブラシだけでは、中折れしたスティックや燃えカスはとれるけど、実は中で液体状になっている溜まっているヤニはとりきれていません。

これが乾燥して固形化すると、再び詰まりや中折れの原因となってしまいますし、燃焼も不十分になってくるので、これを機会にできるだけとっていきましょう。

まずは底のヤニをとりきるため、上の穴からフーっと強めに息を吹きかけてみましょう。

すると底の方にはこのようにヤニがトロトロ…(苦笑

はじめて吹いてみたときにはにはかなりの量が溜まっていました。。

数回息を吹いてみてヤニがでなくなるまで息を吹いてみましょう。

直し方その3:ベビー用綿棒でこびりついたヤニ汚れをとる

溜まった液体をとったら、最後に本体にこびりついているヤニ汚れをとります。

まずは下の穴にこびりついたヤニをとるため、ベビー用綿棒を用意して下の穴にグッと差し込みます。

普通サイズの綿棒だと下の穴に入れることができません。

入れて軽くゴシゴシするだけでこの通り。

黒い汚れがすぐについてしまいます。。

1本では全然足りないので数本使って汚れがつかなくなるまで取りきりましょう。

2週間くらい掃除せずに使って掃除してみたら、キレイになるまで3本必要でした。。

スティックの挿入口を掃除すると差し込みやすくなる

もうひとつ大事な部分はスティックの挿入口です。

上から覗いてみると、差込み口付近の4つの突起物が見えると思います。

この突起物の間にもヤニ汚れが溜まりやすくなっています。

ここが汚れすぎていると、スティックが差し込みにくくなる原因になります。

これはスティックを固定する「ツメ」にあたるようです。

普通サイズの綿棒でもかまわないので、ツメとツメの間にたまったヤニ汚れをこすってとっていきます。

あまり日々のメンテをしていないと1本や2本では汚れがとりきれません。

ワタシは最もひどいときで綿棒8本使いました。。(笑

すでにこびりついた汚れがあればキレイに取り切ることはできません。

最初は綿棒につく濃厚な汚れが薄くなってくるまで、挿入口をなぞるように掃除してみましょう。

掃除した直後は、掃除前に比べて差し込みやすくなっていると思います。

注意点として、あまり強く力を入れすぎると、差込口のツメが曲がったり、破損する恐れがあるので、あくまで軽くなぞる程度しておいておくと安全です。

綿棒掃除も吸った直後の温かい状態のほうが汚れが落ちやすい

この綿棒掃除のタイミングですが、1本吸ったあと、まだ温かい状態でお掃除することをオススメします。

油汚れがお湯で洗うとよく落ちるように、冷たいときよりも、温かいときのほうが綿棒につく汚れが全然違います。

スティックを引き抜いてすぐはさすがにおすすめできないですが、30秒くらい経ったタイミングで行えば適度に冷却されてくるのでこのタイミングでお掃除してしまいましょう。

アルコールなどを液体を含ませるのはNG!綿棒は乾いた状態で使う

公式のクリーニングスティック以外にも、100均などに行くとお手入れ用と称してアルコールが含まれた綿棒や、クリーニング液が売られています。

ただ、こちらの使うことは公式にはオススメされていない方法です。

ワタシもアルコールや水などで湿らせてからお手入れしたほうが汚れ落ちがいいのかなぁと思っていたんですが、念の為、gloのサポートセンターに確認をとってみたところ、

「公式での販売品以外は基本的におすすめできず、乾いた綿棒で汚れを取る程度にしてほしい」

また、gloストアのお姉さんにも聞いてみたんですが、

「公式には本体付属のクリーニングブラシの掃除しか認めてないけど、個人的には乾いた綿棒掃除くらいならアリだと思う」(談)

とのことでした。

共通するのはやはり水分は大敵だということ。

gloの中は精密機器で詰まっており、推奨していないお手入れをしてしまうとかえって故障や事故の原因につながるかもしれないのでおすすめしていないようです。

基本はクリーニングブラシで、よほど汚れがついたら乾いた綿棒だけでメンテするほうが良さそうです。

ちなみに以前はglo公式で綿棒タイプのクリーニングスティックがあったのですが、現在は販売終了となっています。。

分解掃除は間違ってもやってはいけない

分解してきれいにしてみようと考えがちですが、それだけは間違いなくやめておいたほうが良いです。

かくいう私も初代gloの時、中折れが激しく分解を試みたことがありますが、そもそも本体は精密部品の固まりみたいになっており、分解することを考えていない設計です。

ワタシもはじめて買ったgloが使えなくなったので、分解してみたら元に戻せなくなってしまいました。。

特に中にある電池や基盤の回線がむき出しになっており、素人目にもこれは危ない!と直感してしまいましたね。

同じように叩いて出そうとしたり、水で洗ってふやかして取ることもNG。

中の電子基板が壊れてしまうことは用意に想像できます。。

取れない場合は、残念ながらgloのサポートセンターに電話したり、保証期間内であれば交換できるかどうか問い合わせをしてみましょう。

それでも中折れが続く場合は交換してもらえる可能性も

先ほどご紹介したお手入れ方法でも、中折れが改善できない場合、gloのサポートセンターに電話すれば、保証期間内であれば無償で交換してもらえる場合があります。

なにを隠そう、ワタシも以前のgloで中折れが続き、万策尽きてサポートセンターに事情を説明したところ、あっさり無償で交換してもらえました(笑

交換するための3つの条件はこちら。

  • glo™オンラインストアで会員登録をしている
  • 製品登録をしていて保証期間内…ネット購入だと自動で登録されますが、コンビニなどで購入した場合は登録作業が必要です。
  • 水で濡らしたり、高いところから落としていない…自己責任による故障は対象にはならないようです。

ワタシはブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンお客様相談室へ電話しました。

0120-010-657
営業時間:9:00~21:00 年中無休

最初にプッシュホンで生年月日を入力→1を入力(グローに関するお問い合わせ)→2を入力(製品の不具合、サポート)で担当に繋がります。

症状を説明して、使用上にデメリットがあると判断された場合、たとえ稼働状態でも無償交換に応じてくれることがあるみたいです。

私の場合、中折れしたスティックは取り出せたものの、これが何回も続くことを訴えたら、交換に応じてもらえ、なんと電話した翌日にすぐ代わりの本体が届きました!

古いgloは、購入時にあった保証書(なくてもOK)と一緒に下の専用封筒にいれて送り返すだけで作業は完了します。

送料も着払いなので、基本かかりません。

何回も中折れが続く場合はいっそのこと交換してもらっても良いかもしれませんね。

定期的なお手入れで中折れを予防できるが、続く場合は問い合わせてみる

スティック自体に問題があれば別ですが、本体の汚れが原因の中折れは定期的なメンテを行うことで予防できると思います。

特にヤニ汚れまでキレイにしておくと、買ったときと同じくらいスポッと入りやすくなるので掃除した効果も見えやすくなりますね。

公式では、20本吸うごとにブラシで掃除することと定められていますが、さすがに頻度高すぎかなと思いますし、実際この程度ではヤニはあまりたまりません。

ただ、1日1箱吸っていた場合、一ヶ月くらいで底にたまるヤニはかなりのものになるので、できれば2週間サイクルくらいでメンテすれば良いのかなぁと思います。

ただ、自分でお手入れしてもすべての汚れが取り切れないのもまた事実。

何回も続いてしまう場合は、お客様相談室に電話して交換できるかどうか聞いてみるのが意外に便利な方法です。

やはり新品はおどろくほどスムーズにスティックが入るのでストレスがなくなりますし、交換方法も簡単なので、悩んでいる方はこちらを利用してみるのもひとつの方法かと思います。

最新機種グロープロスリムは汚れがつきにくい

グロープロシリーズの最新版ともいえる薄型モデル「グロープロスリム」が2021年の9月に新発売されました。

こちらも並行して愛用しているんですが、グロープロより汚れがつきにくいようです。

同じくらいの頻度で使って掃除していないグロープロと比較して、乾いた綿棒で掃除してみました。

グロープロは数箱吸うだけで綿棒が真っ黒になるのですが、1日半箱ずつ使っていたスリムはうっすらと汚れるだけでプロほどひどくはありません。

汚れ比較

よく見ると、スティック挿入口の先端部分の形が変わっており、グロープロにあったヤニ汚れが溜まりやすい入り口にある4つの突起物がなくなっていました。

使ってたらわかるのですが、この部分は汚れがつきやすく、かつ掃除するのがとても面倒な部分だったので、この改良で汚れがつきにくくなっているかもしれません。

ただ、燃えカスは底の方に溜まっているので付属のクリーニングブラシでのお掃除くらいは必要ではないかと思います。

グロープロを吸い続けたいけど、汚れ掃除が面倒な方は乗り換えてみてもいいかもしれません。

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グロープロスリム

グローハイパーはスティックが太いため、プロより中折れしにくい

グローハイパーエア屋外

スリムタイプのグロープロよりも、太いスティックのグローハイパーの方が中折れしにくいと思います。

あくまでワタシの場合ですが、割とけっこうな頻度で使っていてメンテもそれほどしていませんが、中折れする症状は現在のところありません。

やはりスティックが太い分、力をかけてもスティック自体に耐久力があるのか、少々汚れがあってもそれを押しのけるくらいのパワーはあるみたいです。

万が一中折れしたとしても、中の構造はグロープロと同じなのでメンテナンスや修復は上の方法を試してみてください。

保証期間も切れてしまって、グローの中折れが頻発する方はこの機会にグローハイパーに乗り換えてみるのも一つの手かもしれません。

最新モデルの「グローハイパーエア」は公式サイトでは現在1,980円で発売されています。

従来モデルよりも25%軽量化された最薄モデルで、さらに吸いごたえは確実にアップするので一度検討してみてはいかがでしょうか?

アイコスの中折れがカンタンにとれちゃう!
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