こんにちは、リラゾの自称・加熱式たばこマイスターのパパ中西@リラゾです!
アイコスイルマの吸い殻(シケモク)って、ほとんど焦げた跡がなく真ん中辺りに少しシワがよったくらいなので、「もう一度吸えるんじゃない?」「1台で2回吸える機械があると聞いた」「でも二度吸いは体に悪いんじゃ…?」と思った方も多いのではないでしょうか?
結論、純正アイコス本体での二度吸いは、焦げの増加によって有害物質が増える可能性が否定できず、本体故障のリスクもあるため、IQOS公式でも非推奨の吸い方です。
ワタシが複数の銘柄で実際に試してみても、害を心配する以前に味が大幅に劣化し、メンソール系でも通常の1/5程度の吸いごたえでしたが、吸い方を工夫すれば風味をある程度残して二度吸いすることはできます。
さらに、「二度吸い」には、IQOS非公式の二度吸いができる互換機を使う方法もあり、実際、実用に耐える味や吸いごたえはしっかり感じられます。
しかし、互換機は新品を普通に吸った場合でも純正より有害物質が多い傾向が公的調査で報告されており、純正では発生しない焦げも増えることから、二度吸いでは害がさらに増える方向に働くと考えられ、記事後半で詳しく解説します。
このページでは、レギュラー・メンソール両方の銘柄でIQOS本体や互換機を使ってみて、味・害のリスクを検証した内容をご紹介します。
アイコスの純正デバイスは二度吸い可能だが味は大幅に劣化、互換機の二度吸いの再現性は高い

「純正アイコスイルマでは二度吸いできない」という情報も見かけますが、正確には「物理的には可能だが、味と吸いごたえが大幅に劣化する」というのが実態です。
IQOS純正が二度吸いに向かないのは、加熱方式が関係していて、喫煙時にはスティック中心部に内蔵された金属片をIH誘導で加熱する「内側加熱方式」によって加熱しています。
1回目の喫煙で中心部のタバコ葉の有効成分がほぼ放出されてしまうため、同じ場所を再加熱しても残った成分はわずかで、二度吸いしても焦げたり、物足りなく感じてしまいます。
一方、いわゆる「2回吸える機械」として売られている、二度吸い対応のアイコス互換機(Fasoul Q1 PRO、Resty SK1など)は、スティック外周をぐるりと加熱する「外側加熱方式」です。
IQOS純正本体で加熱されなかった外周部のタバコ葉を再加熱することで、残った成分を蒸気として放出できる仕組みになっていて、後半ご紹介しますが、新品の7~8割くらいの味や吸いごたえは感じられます。
純正と二度吸い互換機の二度吸いの違いまとめ
純正で二度吸いを楽しみたいなら「ある程度の劣化を覚悟して吸い方を工夫する」、しっかり二度吸いしたいなら「外側加熱の互換機を使う」という棲み分けになります。
| 項目 | 純正アイコスイルマ | 二度吸い対応互換機 |
|---|---|---|
| 加熱方式 | 内側加熱(IH) | 外側加熱 |
| 二度吸いの可否 | 物理的には可能 (公式非推奨) | 専用設計で吸える |
| 2回目の吸いごたえ | 通常の約1/5〜1/10 | 通常の約3/4程度 |
| 2回目の味 | 無味〜焦げ臭が強い | キック感・香りが残る |
| 本体への負担 | ヤニ汚れが増えやすい | 定期的なメンテナンス必要 |
アイコスの二度吸いは体に悪い?害が増えるし本体故障のリスクもある

アイコスの二度吸いは、IQOS純正本体、互換機、どちらを使っても焦げの増加によって有害物質が増える可能性が否定できません。
IQOS純正本体だと、本体故障のリスクもある公式非推奨の吸い方でもあり、さらに互換機では新品で吸ったときよりも有害物質の発生量が多いデータも報告されていて、体に悪いことを懸念される方は注意が必要です。
純正デバイスの場合

二度吸いした時の吸い殻には、通常よりヤニ汚れが深くにじんでいます。
明確なエビデンスはありませんが、成分が抜けきったカピカピの吸い殻を再加熱することで、中のタバコ葉が過剰に加熱され、焦げから発生するタールなどの有害物質が余計に出てしまうことが考えられます。
一度目の加熱時点で内部のタバコ葉はすでにそれなりに焦げているため、二度吸いすることでさらに焦げ、タールがその分多く発生する可能性は否定できないでしょう。
公式では紙巻きたばこに比べて有害物質を約90%抑制しているとされるIQOSですが、二度吸いで有害物質が増えてしまうと本末転倒です。
また、このヤニ汚れは本体にも悪影響です。アイコスイルマは掃除不要とされていますが、にじんだヤニ汚れが本体に付着したままだとその後の喫味の悪化につながります。
ずっと二度吸いを続けるとヤニ汚れの付着ペースが早まり、内部センサーの故障につながる可能性も否定できません。
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互換機の場合

アイコス互換機の場合は、加熱する場所が違うため、純正よりも味や吸いごたえの再現度は高いですが、そもそも新品を普通に吸った場合でも純正に比べ有害物質が多くなることがわかっています。
令和6年度に国立保健医療科学院が実施した研究(PDF)では、アイコス純正デバイスと互換機で発生する有害物質量が比較され、その主な傾向は次の通りです。
- 互換機は新品スティックを普通に吸った場合でも、発がん性物質(TSNAs)が全製品で純正品を上回る
- 加熱温度が高い製品ではタールや一酸化炭素も純正より多くなる
あくまで通常喫煙時のデータですが、焦げ(=タール)が増えるほど有害物質も増える傾向を踏まえると、互換機で二度吸いすると、体に害を与えそうな物質はさらに増える方向に働くと考えられます。
実際、ワタシも複数の互換機を試していますが、通常の味にやや焦げ臭さが混じり、さらに吸い殻につく焦げ跡は純正よりも明らかに多く、二度吸いでさらに焦げが増えるのを体感しています。
具体的なデータの内容や、製品ごとのバラつきについては、こちらのページで詳しくまとめています。
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以上のようなリスクも考えられるため、IQOS純正本体、互換機いずれもお試しの際は自己責任になることが大前提になりますが、ここからは、ワタシが純正デバイスでレギュラー・メンソールを実際に二度吸いした結果をお伝えします。
アイコスのシケモクをアイコス純正デバイスで実際に二度吸いした結果

一回吸って吸い終わったスティックを、もう一回吸ったら実際どうなるのか。ワタシがIQOS純正デバイスで複数の銘柄を実際に試したところ、レギュラーは無味でフィルターの焦げ臭さが出てまずく、メンソールは残り香で通常の1/5程度の吸いごたえがかろうじて残る結果でした。
どちらも二度吸い自体はできるものの、通常喫煙と比べて味わいが大きく変わってしまうのは確かです。
しかし吸い方を工夫すれば風味をある程度残すことも可能でこちらは後半ご紹介し、まずはそれぞれの結果を詳しく見ていきます。
アイコスレギュラー銘柄で二度吸いした場合
アイコスレギュラースティックを二度吸いすると、非常にクサくてまずくなりました。
普段は吸ったらすぐにアッシュトレイに入れるところを、今回はいろんなスティックの吸い殻を貯めておき、ある程度溜まったところで、まずは「テリア・レギュラー」から二度吸いを開始しました。
二度吸いするために吸い殻スティックを差し込むと、普通に電源がONになり、自動加熱が始まります。ただ、加熱終了のバイブレーションの時点で、新品スティックならほのかに湧き出る蒸気が出てきません。
吸ってみても無味無臭な蒸気が少し出てくるだけで、加えてフィルターを少しいぶしたようなクサイニオイを感じてしまい、確実にまずいです。
このまま6分間加熱を続けて吸ってみましたが、結局同じような状態が続き、終了となりました。
アイコスメンソール銘柄で二度吸いしてみると…
アイコスのメンソールを二度吸いすると、メンソールや香料の残り香をほのかに感じられる程度になりました。
試したのは「テリア・ブライトメンソール」のシケモクで、蒸気は相変わらずほとんど出ませんが、メンソールや香料の残り香はほのかに感じられますね!
舌にもわずかな清涼感があり、キック感もほんの少しだけあるように思います。
レギュラーに比べるとかろうじて吸っている感がありますが、その勢いは新品スティックの約1/5程度。ギリギリなんとか吸えている、というレベルです。
このあと「テリア・メンソール」や「テリア・トロピカルメンソール」などの吸い殻も再利用して二度吸いしてみましたが、傾向はほぼ同じ。レギュラーよりはメンソールのおかげでまだ吸っている感じがあり、続けて二度吸いする分にはかろうじて使えるかな、という印象です。
個人的には、夜中にスティックを切らしてしまったときや、よほどお金がもったいないときの緊急避難としてはアリですが、基本は無理して吸うほどのものではありません。
ただし、この結果は普通に喫煙して、吸い殻をしばらく放置してから改めて吸った場合のもので、はじめから二度吸いする前提で吸い方を工夫すると、二度吸いでもそこそこの吸いごたえを保てたので、後半その方法をご紹介します。
アイコス二度吸い対応互換機なら味や吸いごたえを一定保って吸える

一方で、二度吸い可能なIQOS互換機は、そもそも加熱する場所が異なるため、味や吸いごたえは純正の二度吸いをはるかに上回り、若干の焦げ感はあるものの普通に吸えるレベルです。
前半ご紹介しましたが、互換機はアイコスの内側加熱に対して外側加熱を採用しており、吸い殻の外周に残った成分を加熱することで二度吸いを可能にしています。
実際に吸ってみると、うっすら焦げ臭さはあるものの、純正のようにまずくなることはなく、キック感もある程度保ったまま吸えました。
ただし、先に書いた通り、互換機は有害物質の発生量が純正より多い傾向があり、その点を許容できる方であれば、二度吸いの実用性は十分にあると感じます。
一点、互換機はデバイスによって吸える回数や味の傾向、加熱方式が異なり、どれでも同じというわけではありません。
リラゾでは現在販売されている主要な二度吸い対応の互換機を実際に吸い比べ、吸いごたえ・喫煙回数・価格でランキング化しているので、機種選びの参考にしてください。
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アイコス純正デバイスでよりマシに二度吸いするコツ【浅吸い+即再加熱】

互換機を使わず、手持ちのIQOS本体でなんとか二度吸いしたい場合は、最初から二度吸い前提で「浅く吸って、すぐ再加熱する」ことで、風味をある程度残せます。
特にレギュラー系の場合、1回目を浅めに吸い、吸った直後にスティックを一度取り出してすぐ挿し直すと、意外にも香りやキック感が残った状態で吸えました。
普通に吸い込まず、吸い込む時間も短めに、ノドに蒸気がほどよく当たる程度でやや浅めに吸い続けるのがポイントです。
ややローストされたニオイは少し増えますが、まずいかと言えばそうでもありません。実際の手順はこちらです。
浅吸い+即再加熱のやり方3ステップ
- 1回目は普段より浅く・短めに吸う(ノドに蒸気がほどよく当たる程度)
- 加熱終了直後にスティックを一度取り出す
- 同じスティックをすぐに挿し直して再加熱する
おそらく浅く吸うことでタバコ成分が完全になくならず一定量残り、二度吸いで残りの成分が放出されるのだと思います。
また加熱直後に再加熱することで、ほどよく温まった状態から成分が放出しやすくなっているのかもしれません。
浅吸い+即再加熱と相性が良い銘柄・悪い銘柄
実際に複数の銘柄で試すと、銘柄ごとに相性があり、どれでも同じ結果になるわけではありませんでした。リラゾで試したスティックの感想は次の通りです。
| 銘柄 | 相性 | 2回目の感想 |
|---|---|---|
| テリア スムースレギュラー | ○ | 味がまだ残っている |
| テリア バランスドレギュラー | ○ | 味がまだ残っている |
| テリア メンソール | △ | 普通の二度吸いと喫味は変わらず |
| テリア イエローメンソール | × | 焦げたニオイが増え喫味が悪化 |
一度吸ったスティックなので、普通に吸う場合よりパワーは落ち、深く吸いたい方には向きませんが、普段から浅めに吸っていて、できるだけ長く吸いたい方には向いている方法です。
なお、二度吸いではなく1本を長く吸う方法もあるので、こちらも参考にしてみてください。
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まとめ
アイコス二度吸い(シケモク)について、IQOS本体・互換機の両方を実際に試した上で内容をまとめると次のようになります。
- 純正・互換機いずれも、焦げの増加によって有害物質が増える可能性は否定できず、純正では本体故障のリスクもあるため公式は非推奨
- 純正アイコスの二度吸いは、レギュラーは無味で焦げ臭く、メンソールでも通常の1/5程度の吸いごたえで実用性も低い
- 浅く吸って加熱直後に再加熱すれば、純正でも香りやキック感を少し残せるが、勢いは弱く緊急避難的な方法
- しっかり二度吸いしたいなら外側加熱の互換機が現実的で、味や吸いごたえは純正の二度吸いを大きく上回る
- ただし互換機は元々有害物質が純正より多い傾向があり、許容できるかが選択の分かれ目
どの方法も公式では推奨されていないので、試す際は自己責任でお願いいたします。
また、タバコ代を節約したいなら、無料サンプルたばこを狙ったり、支払い方法を変えることで安く購入できます。こちらのページでいろいろな方法を紹介しています。
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