グローに火をつけても吸えるのか?実際に直吸いを試した結果と火をつけてはいけない理由

こんにちは、リラゾの自称・加熱式たばこマイスター@パパ中西です!

先日愛機のグロープロを失くしてしまい、途方にくれている今日このごろ。。

ここでふと思いつき。普通に火をつけたら吸えないのかな…と、思いついたらふと試していました(笑

グローは火をつけてはいけないとは箱には書かれていますが、その理由までははっきり書かれていません。

そこでこのページでは実際にグローに火をつけてみた結果と、使ってわかった、なぜ火をつけてはいけないのか理由についてご紹介します。

グローのレギュラースティックに実際に火をつけて直吸いしてみると…

選んだスティックは、手元に大量に在庫があるケント・リッチ・タバコエックス

形は同じとはいえ、蒸気を出すためのタバコなんでそもそも火がつくのか…?と思いましたが意外にあっさりつきました(笑

ケムリもちゃんと出ますし、いやほんと見た目は紙巻きタバコとなんら変わりません。

さっそく吸ってみると…、お、なんだこれうまいではないか??

もう記憶は定かではないですがメビウスエクストラライトくらいの軽い吸い心地はあります。

煙から発するニオイもほんとに同じでちょっと紙巻き吸ってた頃の懐かしい感じになりましたね(笑

ただ、良かったのはここまで。

3パフ目くらいになってくると途端にピリリとした辛味がどんどん増してきてうまいがマズイに変わっていきます。

あと、スティックが細いので火のめぐりがめちゃくちゃ早いです。

1分くらいでどんどん燃えていって文字のある部分にまで到達。

どうもここからタバコ葉ではなく、フィルター部分になるようで俄然ゲロマズポイントになり、途端に化学物質を燃やしたようなケミカルな味にかわってしまい、即中断(笑。

急いでうがいをしにいって終了。。。

後味も最悪で口の中にいつまでもケミカルな悪臭が残ってしまいました。。

グローのメンソールに火をつけて直吸いしてみると…

焦るなオレ、これはレギュラーだけかもしれない…。

グローはメンソールのほうがよく売れていると聞いていたので、メンソールならちょっと吸い心地も変わるのかなと思いました。

選んだのがシリーズ中強メンソールとしてコンビニ売上1位といわれる「ケント インテンスリーフレッシュ」に火をつけてみることに。。

これもレギュラーと同様、火はすんなりついてびびりながら1パフ目。

お、最初は普通に吸えますし、メンソールのスースー感も感じられます。

ただ、勢いは全然弱い。あくまでもほのかに感じる程度で体感値としては半分程度でしょうか?

それよりなによりケミカルな雑味のほうが強く、本来の持ち味である突き抜けるクール感はほとんど感じられませんね。。。

やはり1分ほどでフィルター部分まで到達してしまいますし、後味も良くない。

全体としてまずいタバコと言わざるを得ません。。

タバコ葉が多いグローハイパーに火を付けるとどうなのか…

スティックが細いノーマルタイプのグローだと入っているタバコ葉は基本少ないです。

ではグローより、タバコ葉が30%増量されている太いスティックのグローハイパーだとどうなのか、ライター出したついでに一本だけ試してみました。

選んだスティックは公平を期すため、同じケントのノーマルレギュラー「トゥルー・タバコ」です。

火はグローと同様かんたんに着火できました。

ただ、こちらは最初からゲロマズです(笑)

明らかにタバコの煙以外に体に悪そうなものを同時に燃やしているようなニオイが混じっているし、なにより雑味が多すぎてとても吸えたものではない。。

文字のプリント部分まで到達することもなく、早々に火を消しました。。。

グローで火をつけてはいけない理由

当然グローのスティックに火をつけることはスティックの箱にもしっかり書いてあるとおり禁止事項ですが、理由まではしっかり書かれていません。

そこで、実際に火を付けて吸ってみた観点からグローに火をつけてはいけない理由をまとめると、タバコ葉に塗られた添加物が燃やすことで有害物質に変化してしまう可能性があることと、構造自体が紙巻きたばこと違うことが考えられます。

そもそも加熱式タバコは、燃やすのではなく、たばこ葉を温めて、そこから発生する蒸気を楽しむものです。

この蒸気は、タバコ葉だけでは十分な量が出ないことから、葉っぱにはグリセリンや香料といった化学物質を塗布して蒸気の量や味わいをアップさせています。

基本これらは食品添加物で、人体に入れても大丈夫なものばかりですが、200~300℃くらいの加熱なら大丈夫な物質も、完全に燃やしてしまうことで逆に有害物質に変わってしまう可能性は否定できません。

実際、加熱ではなく、燃やしてしまうとかなり味がまずくなってしまったので、なんらかの変異があると考えても良いと思います。

また、グローのスティックの構造は、紙巻きタバコと似たような形に見えて、中身は異なっています。

グロー太いスティックのタバコ葉の量と細いスティックのタバコ葉の量

細いスティックは、そもそもタバコ葉の量は少ないですが、グローハイパーの太いスティックでもタバコ葉は紙巻きタバコの3分の2くらいまでしか入っておらず、量や密度も少なめです。

また一部の銘柄には(ラッキーストライクなど)、紙ではなく、銀紙のようなシートが内側に貼付けされていることもあります。

ラッキー・ストライク・ダーク・タバコスティックの中身

燃やしてしまうと、紙巻きよりも非常に早く燃え尽きてしまいますし、紙以外のシートを燃やすことでやはりなんらかの有害物質が発生してしまうような可能性もあると思います。

まとめ

グローに火をつけても吸えるのか、実際に試した結果と、利用者の立場から火をつけて吸ってはいけない理由についてご紹介しました。

実は他のサイトでは「普通に吸える」なんて書いてあることが多かったので、緊急のときの意外な活用法として紹介できるのではないか…と思っていました。

ただ、結果は正反対。

あくまでも最初の1~2回くらいであとはひたすらまずいのが結論です。。。

もしかしたらスティックによっては相性が良い場合があるのかもしれません。

ただ、どれも共通して吸える時間が極端に短いですし、加熱式であるがゆえ、香料など多数の化学物質が含まれているので、加熱ではなく、燃やしてしまうと健康面を考えても決してオススメできるものではありません。

公式のアナウンスどおり、やはり火をつけて吸うことは絶対におすすめできないと思います!

同じことをアイコスでも試していますので、興味のある方はこちらもぜひご覧ください!

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