こんにちは、リラゾの自称・加熱式たばこマイスター、パパ中西です!
細いスティックを使うグロープロの新機種「グロープロスリム」は2021年9月16日に発売されました。
実際に使ってみると、携帯性や使いやすさは大幅に向上していますね!
普段グロープロを吸いまくっているワタシが、グロープロのスペックや使い方、バイブ設定や充電方法、総合的な評価についてご紹介いたします!
こんにちは、リラゾの自称・加熱式たばこマイスター、パパ中西です!加熱式たばこ「グロー(glo)」には、太いスティックを使う「グローハイパー」と細いスティックを使う「グロープロ」の2種類があります。このうち、2016年から発売[…]
グロープロスリムは細いスティックを使う「グロープロ」の最薄版
グロープロスリムは、まったく新しい加熱式タバコデバイスではありません。
現在加熱式タバコデバイス「グロー」は、太いスティックを使う「グローハイパー」と細いスティックを使う「グロープロ」の2種類が発売されています。
「グロープロスリム」は、「グロープロ」と互換性があるデバイスで、細いスティックを使う機種です。
最大の特徴は、奥行きと重さが削減され、史上最薄モデルになったことです。
「グロープロ」とサイズを比較してみると、グロープロと比べて厚みが7mm、重さは24g減と4分の3くらいに減量されています。
グロープロスリム | グロープロ | |
---|---|---|
高さ | 98.15mm | 82mm |
横幅 | 44mm | 43mm |
奥行き | 15.5 mm | 21mm |
重さ | 約74g | 約98g |
グロープロスリムのカラーはブラック、ネイビー、ホワイト、イエローの4色展開。
グロープロにはない渋いカラーのネイビーや、鮮やかすぎるイエローはレアっぽく見えて良いカラーリングかなあと思います。
グロープロスリムはフル充電で何本吸える?
グロープロスリムはフル充電から約16本吸うことができます。
先代のグロープロより1回の充電で吸える本数がグロープロより4本少なくなっています。
サイズと重さが軽くなったことで、喫煙面でのスペックにはほとんど変更がありませんが、唯一満充電からの吸える本数だけ少なくなっています。
本体の重さを20gも減量したため、その分バッテリーの容量が削減されたものだと思われます。
ただし、実際使い続けていると、16本吸えることはまれで、だいたい14~15本で充電切れになることが多いです。
1箱20本吸いきれず、再充電が必要になりますが、グロープロスリムは、充電のメリットよりも日常の携帯性を重視したデバイスであることがわかりますね。
ここからは購入した「ホワイト」を実際に使って使い方をご紹介します。
グロープロスリムの使い方
グロープロスリムの使い方はとてもシンプルです。
側面に操作パネルがあり、ボタン1つとLEDライトがコンパクトにまとめられています。
基本的な使い方はグロープロと同じ。
側面にあるボタンを2秒くらい押すと、バイブ振動とLEDが点滅し、20秒の加熱後に再度振動があって、常時LEDが水色で点灯している間喫煙することができます。
グロープロとひとつ動作が違うのが、喫煙時間の終わりの合図が終了と同時ではなく、終了20秒前に変更されました。
3分40秒後になると、一度振動し、そこからLEDが点滅して時間経過後LEDが消えると終了となります。
実質は3分40秒でほぼ加熱が終わり、残りの20秒で残った蒸気を排出する仕組みになっていると思われます。
ブーストモードで喫煙したい場合
グロープロスリムには、加熱温度を高めて、吸いごたえやロースト感を高めるブーストモードが搭載されています。
ブーストモードで吸いたいときは、ボタンを3秒長押しすると一度振動が起こりますが、そのまま指を離さず、長押しします。
するとLEDが水色から青色に代わり早点滅し、ブーストモードでの加熱になったことを知らせてくれます。
約10秒後に加熱が終わり、喫煙可能となります。
ブーストモードでの喫煙中はLEDが青色になっていて、喫煙時間は通常モードの喫煙時間より1分短く3分間となっています。
2分40秒後になると、一度振動し、そこからLEDが早点滅して時間経過後LEDが消えると終了となります。
グロープロスリム | グロープロ | |
---|---|---|
加熱する時間 | 通常 20秒 / ブースト 10秒 | |
1本で喫煙できる時間 | 通常 4分 / ブースト 3分 | |
充電時間 | 約90分 | |
一回の充電で吸える本数 | 約16本 | 約20本 |
グロープロスリムのバイブ設定はOFFにできる?
グロープロスリムはいろいろな動作がを行う時に、必ずバイブ振動が発生しますが、この操作をOFFにすることはできません。
実際振動方法をOFFにすることは説明書にも書かれていませんし、公式カスタマーに問い合わせたところ、グロープロスリムも振動をできなくする操作はないとのことです。
公式サイトにはグロープロスリムはバイブ設定のON/OFF切り替えができるようなことが書いてありますが、実際はできないので注意しましょう。
グロープロスリムの充電残量はLEDの色表示でわかる
グロープロスリムの側面にあるLEDはバッテリーの残量を色の変化で表示しています。
喫煙していない時にボタンを1回押すと、LEDが点灯し、次のような色で充電残量がわかります。
- 0%→赤色
- 30%未満→黄色
- 60%未満→水色
- 100%→青色
となっています。
黄色の30%の時点で電圧の関係からか、残り1~2本くらいしか吸えなくなり、その後充電が必要な赤になります。
赤になると全く吸うことはできず、再充電が必要です。
赤から充電すると、黄色になるまで5~10分程度時間がかかり、その間は1本も吸えないので、黄色の時点で再充電したほうが電池切れのイライラが解消されると思います。
グロープロスリムの充電方法
グロープロスリムを充電するときには、底面にあるUSB端子に付属のUSB端子を接続し、充電を行います。
フル充電までの時間は純正のACアダプターを使った場合約90分です。
USBケーブルはタイプC型で長さは30cmです。
USBケーブルの反対側の端子はタイプA型となっており、ノートPCにタイプAの端子が接続できる機器に繋げば充電できますが、電源コンセントから直接充電したい場合はACアダプターが必要です。
ACアダプターは現在glo公式サイトで販売されておらず、市販のACアダプターやUSB充電器を用意する必要があります。
適合する充電器の最低条件は、
- 接続できるUSBの端子がタイプA型になっている
- 出力が5V-2Aになっている
ですが、充電器には相性があるため、心配な方はgloの純正アダプターを買うほうがおすすめです。
グロープロスリムの掃除方法
グロープロスリムは定期的な掃除が必要です。
グロープロスリムは使い続けているとスティックを入れる挿入口がヤニで汚れてくるので、ほうっておくと、スティックが差し込みにくくなったり、取り出す途中に中折れするリスクがあります。
スティックを入れる差込口と裏面にあるクリーニングするときの小さな穴の両方から付属のクリーニングブラシを入れて軽くこすることで掃除を行います。
また、本格ヤニをとるには付属のクリーニングブラシだけの掃除では不十分で、乾いた綿棒などを使ってせっせとメンテする必要があります
グロープロスリムは、特に下の方の汚れが貯まりやすいので、綿棒を使ってヤニの塊を落とすと吸いごたえが改善する場合があります。
具体的な掃除方法についてはこちらでくわしく解説しています。
こんにちは、なるべく掃除はキレイにしておきたい自称・加熱式たばこマイスターのパパ中西@リラゾです。グローの中でスリムなスティックを使うグロープロスリムは、軽さと使いやすさが気に入って、今ではもっともヘビーに使っているデバイスです。[…]
グロープロスリムの本体の大きさや重さは?
グロープロスリムの本体は薄いのが特徴ですが、縦と横は逆に大きくなっています。
グロープロと比較すると、特に縦幅が伸びていて、横幅はほとんど変わりません。
ただ、厚みを比べると薄いことが一目瞭然。
厚みのスペック表記は15.5mmとなっているのですが、実はこれ、スティックを入れる挿入口の部分の最大値で、他の大部分は約10mmとグロープロの半分以下になっています。
想像以上に実物はかなり薄いです。
手に持った感じでも、スティックの箱より薄く感じます!
重さもたった24gの差とはいえ、実用上かなり軽くなった印象で、ずっしり感が全然ありません。
表面もさらさらとした心地よい手触りでちょっとベタッとしたグロープロより感触が良く、手によくフィットするデザインになっていると思います。
薄い&軽いで、普段の持ち運びやすさの向上はもちろん、吸っている時に感じる圧迫感も少なくなったように思います!
グロープロスリムを吸ってみた感想
普段愛用している「ケント・ネオスティック・リッチ・タバコ・エックス」を使って一日じっくりと吸ってみました。
加熱メカニズムはグロープロと変わりませんので、実際吸ってみても通常モード、ブーストモード共、出てくる蒸気の質もほとんど違いがわかりません(笑
メンソールなども吸ってみましたが、基本的な吸いごたえは変わらないと思います。
グロープロはやはり、タバコ葉の量が絶対的に少ないため、より深い味や吸いごたえを希望される方は「グローハイパー」の方をおすすめします。
グローハイパーでは、プロスリムの形状を流用した新機種「グローハイパーエア」が発売されています。
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携帯性はやはりバツグンに良い!
一番メリットがある思うのがやはり携帯性が確実に向上していること。
ジーパンのポケットに入れても、モコっとせず、軽くなったので重量感も少ない。
胸ポケットに入れても感じる重さはグロープロに比べても段違いです。
縦幅の長さも実用上気になることはありませんでしたし、やはり約半分に薄くなったことで、かさばること自体があまりないのかなあと思います。
あと、吸っているときのフィット感や手触りもグロープロより馴染みやすいので、気づいたらこっちを使っていることも…(笑
外に出るときはグロープロではなく、必ずグロープロスリムを持ち歩いています。
対応スティックは現在7種類発売
グロープロスリムで使うスティックは「グロープロ」で使うスティックと共通です。
2021年現在11種類のスティックが発売され、レギュラーが2種類、メンソール系が6種類発売されています。
以前は「ネオ」シリーズも販売されていましたが、2023年3月を持って全銘柄が販売終了し、現在は「ケント」のみの販売となっています。
太いスティックを使うグローハイパーと比べると、キック感などの基本的な吸いごたえはマイルドになりますが、ニオイが少なめだったり、ほどほどに加熱式タバコを楽しみたい方には十分選択肢になるモデルだと思います。
どんなスティックがあるのか、こちらで1銘柄ずつ吸い比べて評価しているので興味のある方はご覧ください!
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まとめ~最終的な評価は?
グローって太いスティックのグローハイパー推しなところが多くて、細いスティックのグロープロはもう廃れていくのかなぁと思っていたのですが、ここに来て史上最薄のデバイスを出してくるとは思いもよりませんでした。
実際に使ってみると、加熱式タバコの中ではトップクラスに入る携帯性の良さがあり、持ち運びする時には優位性を感じますね。
また、使い続けていくと、汚れにくさや掃除のしやすさも一つにメリットに感じますね。
ただ、新機種だからといって吸いごたえが変わるわけではありません。
お試し的にグロープロを買いたい方には、値段が1,000円高く、味の好みが合うか合わないかを考えると、従来のグロープロでも良いのかなぁと思います。
逆に今までグロープロを愛用している方にはセカンド機として絶対おすすめしたい1台。
間違いなく携帯性や持ち運びやすさは良くなったので、ワタシは外出専用マシンとして愛用していきたいと思います。