こんにちは、自称・加熱式たばこマイスターのパパ中西@リラゾです。
加熱式タバコ「グローヒーロ」「グローハイパー」シリーズには、「スタンダード (通常)モード」と「ブーストモード」の2種類の喫煙モードがあります。
こちらのページでは、ブーストモードとスタンダードモードの違いについて、吸いごたえや使い方の違いをまとめてご紹介します。
グローハイパーのブーストモードとは?
グローのブーストモードは、スタンダードモードよりも高温で加熱することで吸いごたえを高める機能のことです。
グロー独自の機能で、IQOSやプルームなど他加熱式たばこにはありません。
これまでに発売されたグローハイパーをはじめ、新型のグローヒーロやプラスにも搭載されているglo伝統の機能になります。
※本ページはBATジャパンのサンプルを使用しています。こんにちは、リラゾの自称・加熱式たばこマイスター、パパ中西です!加熱式たばこグローの最新機種「glo hilo(グローヒーロ)」は、2025年6月9日から宮城県限定発売でした[…]
グローのブーストモードとスタンダードモードの5つの違い
グローのブーストモードとスタンダード(通常)モードには加熱温度、吸いごたえ、ニオイ、喫煙時間、加熱時間の5つの違いがあり、それぞれについてご紹介します。
1.ブーストモードの方が加熱温度が高くなる
ブーストモードは、スタンダードモードよりも、喫煙時の加熱温度が高くなります。
グローハイパーの通常モードはどの本体でも250℃共通で加熱されますが、ブーストモードによって本体によって20~50℃加熱温度がアップします。
グローヒーロは、残念ながらモードごとの加熱温度は公開されていませんが、最大加熱温度が370℃とされており、おそらくブーストモードが370℃であると考えられます。
現在発売されていて、詳細がわかるグロー本体の加熱温度は次のとおりです。
ブーストモード | ノーマルモード | |
---|---|---|
グローハイパープロ | 300℃ | 250℃ |
グローハイパー | 300℃ | 250℃ |
グローハイパーエア | 265℃ | 250℃ |
グローハイパーX2 | 265℃ | 250℃ |
2.ブーストモードはロースト感ある高い吸いごたえが楽しめる
グローのブーストモードで喫煙すると、スタンダードモードに比べより高い吸いごたえになり、さらにコクやロースト感も増え、味が少しだけ紙巻きタバコに近づいたようになります。
加熱温度を上げることで、通常モードよりも多く蒸気成分を放出できることと、焦げ具合も増えることで味わいに変化がつけることができます。
ただし、どの銘柄を吸ってもブーストモードで必ず美味しくなるわけではありません。
ワタシはこれまで、グローハイパーの全銘柄を通常モード、ブーストモードで吸いましたが、銘柄によっては雑味が増えてまずくなったようになったり、エグ味が強調されて味自体が変わってしまう銘柄もありました。
吸いごたえはどれも高くなるけれど、味については銘柄によって、美味しくなるものもあれば、逆にまずく感じてしまう場合もあります。
味の好みも個人差がありますが、何を吸っても吸いごたえが良くなるわけではないので、あまり過信はしないほうがいいです。
3.ブーストモードで吸うとニオイが増える
ブーストモードはスタンダードより高い温度で加熱するため、発生する蒸気に焦げ臭さが増えます。
そのため、喫煙時の周りへのニオイが通常モードに比べると、ややニオイが強くなったように感じます。
銘柄によっても強弱はありますが、全体的に比べてもブーストモードのニオイは強めです。
特にグローヒーロは、もともとの加熱温度が高いため、ブーストで吸うとさらにニオイが強くなって、銘柄によっては紙巻きに近いニオイを感じるかもしれません。
外で吸っているとそれほど変化は感じにくいですが、屋内や部屋で吸うと、違いがわかりやすく、ニオイが気になる方は控えたほうがいいかもしれません。
4.ブーストモードは喫煙時間が短くなる
ブーストモードは、通常モードよりも喫煙できる時間が通常モードよりも1分~1分半短くなります。
これは加熱温度が高くなることで、スティックに含まれている蒸気成分の消費ペースが早くなるためです。
また、グローハイパーでは、吸い方によっては最後の方になると、成分が放出しきって吸いごたえがなくなったように感じるかもしれません。
特に300℃で加熱するグローハイパープロやグローハイパーでは、2分くらいを境に急速に吸いごたえが落ちます。
反面グローヒーロは、スティックの構造が改良されたせいか、時間がハイパーよりも長くなり、さらに比較的最後まで吸いごたえが落ちにくい特徴があります。
グロー本体別のブーストモードでの喫煙時間は次のとおりです。
ブーストモード | ノーマルモード | |
---|---|---|
グローヒーロ/プラス | 4分 | 5分10秒 |
グローハイパープロ | 3分 | 4分30秒 |
グローハイパー | 3分 | 4分30秒 |
グローハイパーエア | 3分 | 4分 |
グローハイパーX2 | 3分 | 4分 |
5.ブーストモードだと加熱までの待ち時間が短くなる
グローハイパーのブーストモードは、スタンダードモードよりも急速に高温で加熱するため、喫煙できるまでの待ち時間が短くなります。
機種によって微妙に加熱完了時間は違いますが、ノーマルモードは20~30秒に対して、ブーストモードは15~20秒と加熱完了までの時間が短いです。
5~10秒程度の差ですが、実際に使ってみると、体感的にも待ち時間は短いと感じることができます。
グローヒーロは、どちらも5秒~9.5秒となっており、ハイパーと比べてそもそも大幅に待ち時間が短いです。
ブーストモード | ノーマルモード | |
---|---|---|
グローヒーロ | 5秒 | 5秒 |
グローヒーロプラス | 9.5秒 | 9.5秒 |
グローハイパープロ | 15秒 | 20秒 |
グローハイパー | 15秒 | 20秒 |
グローハイパーエア | 20秒 | 30秒 |
グローハイパーX2 | 15秒 | 20秒 |
ブーストモードのメリット、デメリット。どんな時にオススメ?
グローのブーストモードには、次のようなメリットがあります。
- 通常モードに比べて高い吸いごたえや喫味を楽しめる
- 喫煙までの待ち時間が短くなる
反面、スタンダードモードに比べると次のようなデメリットがあります。
- 喫煙時間が短くなる
- ニオイが増える
- 銘柄によっては雑味が増えてまずく感じることもある
このようなメリット・デメリットを踏まえると、グローのブーストモードはかなり急いでいる時に短い時間でパッと吸ってしまいたい方に向いています。
通常モードに比べて、早く吸い始めることができますし、短時間で多量の蒸気成分が放出されるため、少ない喫煙時間でもそれなりの吸った感を感じることができます。
ただし、ゆっくり吸いたい時や、長くタバコをくゆらせたい場合に向いているわけではありません。
特にグローハイパーのブーストモードは、3分よりも短い時間で吸いごたえが消耗してしまうことが多く、じっくり吸いたい場合には逆に物足りなく感じることもあります。
また、銘柄によっては雑味が増えて味がまずくなったと感じることもあるので、どれでも味が美味しくなるわけでないので、過度な期待はしないようにしましょう。
グロー本体別のブーストモードの操作方法
グローのブーストモードは、本体によって使い方が違うため、操作方法をご紹介します。
ブーストモード | スタンダードモード | |
---|---|---|
グローヒーロ | ブーストモードボタンを長押し | スタンダードモードボタンを長押し |
グローヒーロプラス | 画面をブーストにスライドして、ボタンを長押し | 画面をスタンダードにスライドして、ボタンを長押し |
グローハイパープロ | ブーストモードにダイヤルを合わせて加熱ボタン長押し | スタンダードモードにダイヤルを合わせて加熱ボタン長押し |
グローハイパー | ブーストモードにダイヤルを合わせて加熱ボタン長押し | スタンダードモードにダイヤルを合わせて加熱ボタン長押し |
グローハイパーエア | ブーストモードボタン3秒間長押し | スタンダードボタン3秒間長押し |
グローハイパーX2 | ブーストモードボタン3秒間長押し | スタンダードボタン3秒間長押し |
グローヒーロのブーストモード操作方法
グローヒーロは、本体側面にある2つのボタンのうち、上のボタンがブーストモードとなっており、長押しするとブーストモードで喫煙できます。
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グローヒーロプラスのブーストモード操作方法
グローヒーロプラスは、電源を入れた状態で、まずLED画面を上下にスライドさせ、「BOOST」と表示させてからボタンを長押しするとブーストモードで喫煙できます。
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グローハイパープロのブーストモード操作方法
グローハイパープロは、ブーストモードにダイヤルを合わせて加熱ボタン長押ししてスタートします。
本体上部のダイヤル部分を回すと、たばこの差し込み口を塞いでいるドアが開きます。
「2本の煙マーク」がブーストモードとなり、画面にも「BOOST」と表示されてから、本体側面にあるボタンを2~3秒間長押しすると、ブーストモードになります!
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グローハイパーのブーストモード操作方法
グローハイパーのブースモードの操作はプロと同じで、ブーストモードにダイヤルを合わせて加熱ボタン長押ししてスタートします。
本体上部のダイヤル部分を回し「2本の煙マーク」に合わせてから本体側面にあるボタンを2~3秒間長押しすると、ブーストモードになります!
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グローハイパーエアのブーストモード操作方法
グローハイパーエアは、ブーストモードボタン3秒間長押しでブーストモードになります。
本体上部のスライドドアを開け、スティックを差し込み、2つあるボタンのうち、少し小さいブーストボタンを3秒間長押しすると、ブーストモードになりますよ!
グローハイパーX2のブーストモード操作方法
グローハイパーX2は、ブーストモードボタン3秒間長押しでブーストモードになります。
シャッタードアを開け、スティックを差し込み、側面上の短い方のボタンを3秒間長押しすると、ブーストモードになりますよ!
こんにちは、リラゾの自称・加熱式たばこマイスター、パパ中西です!gloの加熱式タバコ「グローハイパーX2」の基本的な操作は簡単ですが、以前のグローに比べて新しい操作が追加されたり、ライトの点滅方法が変わったりと変更点がいくつかありま[…]
まとめ
グローで使えるブーストモードとスタンダードモードの違いについてまとめてご紹介しました。
ブーストモードは、他の加熱式タバコにはないglo独自の機能で、グローヒーロやグローハイパーのすべての本体でブーストモードを使うことができます。
グローヒーロのブーストモードは、最大370℃で4分間、グローハイパーのブーストモードは265~300℃で3分間高い吸いごたえで喫煙できます。
そのため、短時間で早く吸いたい人には向いていますが、喫煙時間がスタンダードより短くなるため、じっくりタバコを吸いたい方にはあまり向いていないかもしれません。
また、味はスティックの種類によってうまくなったりまずくなったりすることもあるので、相性もあるといえるでしょう。
※本記事はBATジャパンから提供されたサンプルを使用しています。こんにちは、リラゾの自称・加熱式たばこマイスター、パパ中西です!加熱式たばこ「グロー(glo)」の新型デバイス「グローヒーロ(glo hilo)」専用のたばことして[…]
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本体の種類によって微妙に操作方法が違うので、使っている機種のブーストモードの使い方をチェックしておきましょう。