こんにちは、自称・加熱式たばこマイスターのパパ中西@リラゾです。
加熱式タバコ「グローハイパー」シリーズには、「スタンダード (通常)モード」と「ブーストモード」の2種類の喫煙モードがあります。
こちらのページでは、グローハイパーで使えるブーストモードとスタンダードモードの違いについて、吸いごたえや使い方の違いをまとめてご紹介します。
グローハイパーのブーストモードとは?
グローハイパーのブーストモードは、ノーマルモードよりも高温で加熱することで吸いごたえを高める機能のことです。
グロー独自の機能で、IQOSやプルームなど他加熱式たばこにはありません。
これまでに発売されたグローハイパー・グローハイパープラス・グローハイパーX2・グローハイパーエア・グローハイパープロと、すべての本体に搭載されています!
グローハイパーのブーストモードとスタンダード(通常)モードの5つの違い
グローハイパーのブーストモードは260~300℃で加熱することで高い吸いごたえで喫煙できるのに対して、 スタンダードモードは250℃と少し低い温度で加熱します。
その代わり、高い加熱温度で加熱する分、蒸気の消耗が早くなるため、ブーストモードの喫煙時間は3分間と、スタンダートモードの4~4分30秒間に比べ喫煙時間が短くなる欠点があります。
もう少し細かく見ていくと、ブーストモードとスタンダードモードでは、次の5つの違いがあります。
- 加熱温度
- 吸いごたえ
- ニオイ
- 喫煙時間
- 加熱時間
それぞれの違いについて、詳しく紹介していきます。
1.ブーストモードの方が加熱温度が高くなる
ブーストモードは、スタンダードモードよりも、喫煙時の加熱温度が高くなります。
グローハイパーの通常モードはどの本体でも250℃共通で加熱されますが、ブーストモードによって本体によって20~50℃加熱温度がアップします。
現在発売されているグロー本体の加熱温度は次のとおりです。
ブーストモード | ノーマルモード | |
---|---|---|
グローハイパープロ | 300℃ | 250℃ |
グローハイパー | 300℃ | 250℃ |
グローハイパーエア | 270℃ | 250℃ |
グローハイパーX2 | 270℃ | 250℃ |
2.ブーストモードはロースト感ある高い吸いごたえが楽しめる
グローハイパーのブーストモードで喫煙すると、スタンダードモードに比べより高い吸いごたえになり、さらにコクやロースト感も増え、味が少しだけ紙巻きタバコに近づいたようになります。
加熱温度を上げることで、通常モードよりも多く蒸気成分を放出できることと、焦げ具合も増えることで味わいに変化がつけることができます。
ただし、どの銘柄を吸ってもブーストモードで必ず美味しくなるわけではありません。
ワタシはこれまで、グローハイパーの全銘柄を通常モード、ブーストモードで吸いましたが、銘柄によっては雑味が増えてまずくなったようになったり、エグ味が強調されて味自体が変わってしまう銘柄もありました。
吸いごたえはどれも高くなるけれど、味については銘柄によって、美味しくなるものもあれば、逆にまずく感じてしまう場合もあります。
味の好みも個人差がありますが、何を吸っても吸いごたえが良くなるわけではないのであまり過信はしないほうがいいです。
3.ブーストモードで吸うとニオイが増える
グローハイパーのブーストモードはスタンダードより高い温度で加熱するため、発生する蒸気に焦げ臭さが増えます。
そのため、喫煙時の周りへのニオイが通常モードに比べると、ややニオイが強くなったように感じます。
銘柄によっても強弱はありますが、全体的に比べてもブーストモードのニオイは強めです。
外で吸っているとそれほど変化は感じにくいですが、屋内や部屋で吸うと、違いがわかりやすく、ニオイが気になる方は控えたほうがいいかもしれません。
4.ブーストモードは喫煙時間が短くなる
ブーストモードは、通常モードよりも喫煙できる時間が通常モードよりも1分~1分半短くなります。
これは加熱温度が高くなることで、スティックに含まれている蒸気成分の消費ペースが早くなるためです。
吸い方によっては最後の方になると、成分が放出しきって吸いごたえがなくなったように感じるかもしれません。
特に300℃で加熱するグローハイパープロやグローハイパーでは、2分くらいを境に急速に吸いごたえが落ちます。
グローハイパー本体別のブーストモードでの喫煙時間は次のとおりです。
ブーストモード | ノーマルモード | |
---|---|---|
グローハイパープロ | 3分 | 4分30秒 |
グローハイパー | 3分 | 4分30秒 |
グローハイパーエア | 3分 | 4分 |
グローハイパーX2 | 3分 | 4分 |
5.ブーストモードだと加熱までの待ち時間が短くなる
ブーストモードは、スタンダードモードよりも急速に高温で加熱するため、喫煙できるまでの待ち時間が短くなります。
機種によって微妙に加熱完了時間は違いますが、ノーマルモードは20~30秒に対して、ブーストモードは15~20秒と加熱完了までの時間が短いです。
5~10秒程度の差ですが、実際に使ってみると、体感的にも待ち時間は短いと感じることができます。
ブーストモード | ノーマルモード | |
---|---|---|
グローハイパープロ | 15秒 | 20秒 |
グローハイパー | 15秒 | 20秒 |
グローハイパーエア | 20秒 | 30秒 |
グローハイパーX2 | 15秒 | 20秒 |
ブーストモードのメリット、デメリット。どんな時にオススメ?
グローハイパーのブーストモードには、次のようなメリットがあります。
- 通常モードに比べて高い吸いごたえや喫味を楽しめる
- 喫煙までの待ち時間が短くなる
反面、スタンダードモードに比べると次のようなデメリットがあります。
- 喫煙時間が短くなる
- ニオイが増える
- 銘柄によっては雑味が増えてまずく感じることもある
このようなメリット・デメリットを踏まえると、グローハイパーのブーストモードはかなり急いでいる時に短い時間でパッと吸ってしまいたい方に向いています。
通常モードに比べて、早く吸い始めることができますし、短時間で多量の蒸気成分が放出されるため、少ない喫煙時間でもそれなりの吸った感を感じることができます。
ただし、ゆっくり吸いたい時や、長くタバコをくゆらせたい場合に向いているわけではありません。
実際ブーストモードを使ってみると、3分よりも短い時間で吸いごたえが消耗してしまうことが多く、じっくり吸いたい場合には逆に物足りなく感じることもあります。
また、銘柄によっては雑味が増えて味がまずくなったと感じることもあるので、どれでも味が美味しくなるわけでないので、過度な期待はしないようにしましょう。
グローハイパー本体別のブーストモードの操作方法
グローハイパーのブーストモードは、本体によって使い方が違うため、操作方法をご紹介します。
ブーストモード | スタンダードモード | |
---|---|---|
グローハイパープロ | ブーストモードにダイヤルを合わせて加熱ボタン長押し | スタンダードモードにダイヤルを合わせて加熱ボタン長押し |
グローハイパープロ | ブーストモードにダイヤルを合わせて加熱ボタン長押し | スタンダードモードにダイヤルを合わせて加熱ボタン長押し |
グローハイパーエア | ブーストモードボタン3秒間長押し | スタンダードボタン3秒間長押し |
グローハイパーX2 | ブーストモードボタン3秒間長押し | スタンダードボタン3秒間長押し |
グローハイパープロのブーストモード操作方法
グローハイパープロは、ブーストモードにダイヤルを合わせて加熱ボタン長押ししてスタートします。
本体上部のダイヤル部分を回すと、たばこの差し込み口を塞いでいるドアが開きます。
「2本の煙マーク」がブーストモードなので、こちらでスティックを差し込み、本体側面にあるボタンを2~3秒間長押しすると、ブーストモードになります!
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グローハイパーのブーストモード操作方法
グローハイパーのブースモードの操作はプロと同じで、ブーストモードにダイヤルを合わせて加熱ボタン長押ししてスタートします。
本体上部のダイヤル部分を回し「2本の煙マーク」に合わせてから本体側面にあるボタンを2~3秒間長押しすると、ブーストモードになります!
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グローハイパーエアのブーストモード操作方法
グローハイパーエアは、ブーストモードボタン3秒間長押しでブーストモードになります。
本体上部のスライドドアを開け、スティックを差し込み、ブーストボタンを3秒間長押しすると、ブーストモードになりますよ!
グローハイパーX2のブーストモード操作方法
グローハイパーX2は、ブーストモードボタン3秒間長押しでブーストモードになります。
シャッタードアを開け、スティックを差し込み、側面上の短い方のボタンを3秒間長押しすると、ブーストモードになりますよ!
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まとめ
グローハイパーで使えるブーストモードとノーマルモードの違いについてまとめてご紹介しました。
ブーストモードは、他の加熱式タバコにはないglo独自の機能で、グローハイパーシリーズの、すべての本体でブーストモードを使うことができます。
グローハイパーのブーストモードは270~300℃で3分間と短い時間で高い吸いごたえで喫煙できます。
そのため、短時間で早く吸いたい人には向いていますが、喫煙時間が短くなるため、じっくりタバコを吸いたい方にはあまり向いていないかもしれません。
また、味はスティックの種類によってうまくなったりまずくなったりすることもあるので、相性もあるといえるでしょう。
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本体の種類によって微妙に操作方法が違うので、使っている機種のブーストモードの使い方をチェックしておきましょう。