こんにちは、リラゾの自称・加熱式たばこマイスター、パパ中西です!
加熱式タバコのグローハイパーは、使い続けるためには定期的な掃除をすることがかかせません。
一度も掃除せずに放っておくと、スティックが入りにくくなったり、同じスティックなのに喫味がまずくなったりとデメリットしかありません。
そこで、このページでは、グローは掃除しないとどうなってしまうのか、またグローハイパーの掃除の仕方についてご紹介します。
そろそろお手入れしようかな…と思っている方はぜひご覧ください。
グローハイパーは掃除しないとどうなる?
グローハイパーは、スティックを入れる筒の中にIHヒーターが組み込まれており、スティックの外側から250℃~300℃の範囲で加熱を行います。
この温度は、燃える一歩手前までの温度なので、吸い殻を見ると、巻いてある紙などは焦げた状態になり、さらにスティックを入れる筒の中には
- たばこから脱落した細かな燃えカス
- 発生した蒸気に含まれるヤニ汚れ
- 蓄積された液体状のヤニ
といったものが1本吸うごとに筒の底や側面に蓄積していきます。
定期的にグローを掃除してこれらを除去しておかないと、
- スティックを入れる時の引っかかり
- 加熱ムラによる味の劣化
- 底面からヤニの液体が出てくる
- ヤニ汚れに張り付いて吸い殻が取り出しにくくなる
- スティックの中折れや故障
などなどいろいろなデメリットが発生する原因になってしまいます。
実際、ワタシも吸い始めた頃は掃除を全くせずに吸っていたら、ある時スティックが中にあるヤニ汚れとくっついてしまい、吸い殻を取り出すときに途中で折れて詰まってしまいました。。
中で固まってしまうため、ほじくり出すのも難しく、元に戻すまで長時間かかってしまいましたよ。。
また、一度汚れがひどくなってしまうと、中で細かな汚れがこびりついてしまい、自力での掃除だけでは完全にとりきれなくなってしまいます。
何回か詰まりを繰り返しているとついにはスティック自体がうまくささらないようになって吸えなくなることもあります。
掃除しなければどのgloでも同じようなトラブルが起こる
これは、販売終了になったグロープロから続くglo固有の問題で、本体は毎年何種類も発売されていますが、基本的なメカニズムは全く同じです。
ずっと掃除していないと、やはり同じようなトラブルが起こります。
定期的なメンテナンスをしておくことで、思わぬトラブルの予防手段となると思います!
ネオやラッキーストライクを吸えば掃除の頻度は少なくなる
このように、gloには掃除はかかせないのですが、ライバル機のIQOSやプルームXは原則掃除不要(必要な場合もあり)で明らかにスペック面で見劣りしてしまいます。
その対策のためか、「ネオ」や「ラッキーストライク」には新技術として「StickSeal™テクノロジー」が搭載されるようになりました。
これは、たばこの先端にフィルターのようなものがついたことで、喫煙時のタバコ葉の脱落を防ぐことができ、底にたまる汚れを防止することができます。
くわしい技術の内容と、実際汚れはつきにくくなるのか実際に試してみたので、くわしくはこちらをご覧ください。
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グローハイパーを掃除するときに用意するアイテム
ここではグローの公式カスタマーにも聞いた上で、実践している日々の掃除方法についてご紹介しています。
グローはたくさんの本体がでているので、より機種別に細かく見たい場合はコチラのページをご覧ください。
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クリーニングを始める前には以下のアイテムを用意しましょう。
- 掃除するグローハイパー本体
- ティッシュ(燃えカスの受け用)
- 綿棒(普通サイズと赤ちゃん用の2種類あれば尚良し)
- 本体付属のクリーニングブラシ
クリーニングブラシを無くしたらどうする?互換品は100均セリアでも販売中
クリーニングブラシはグローハイパー購入時には本体に1本付属していますが、もし無くしてしまったり、古くなってしまった場合、公式サイトで製品登録をしていれば、一度に限り無料で1本代替品のブラシを送ってくれるそうです。
くわしくはお客様相談室(0120-010-657)かグロー公式サイトに問い合わせてみてください。
製品登録をしていない場合は次のサイトで購入することができます。(以前は公式サイトでも売っていたのですが、最近はなぜか売っていません、、)
また、最近では100円均一でおなじみのセリアでも非公式品で互換ブラシが販売されています。
公式品に比べ、柄の部分が長く、ブラシがこじんまりしているのですが、使い勝手はあまり変わりなかったです。
残念ながら同じく100均のダイソーやキャンドゥなどでは同等品を現時点で見かけたことはありません。
ここから順番にグローハイパーの掃除方法をご紹介します。
1.息を強く吹いて底に溜まったヤニをとる
まず最初は液体状になっているヤニ成分の除去です。
実は、グローハイパーの底にある小さな穴の中には吸った本数が多いほど、固形状になった黒いヤニ汚れが貯まりやすくなっています。
乾燥して固形化することで、スティックが差し込みにくい原因にもなってしまい、まれに液体状のヤニ汚れが出てくるかもしれません。
長らくお手入れをしていない方ほど、まずやっていただいたほうがよいお手入れです。
やり方は至って簡単。
上の穴に口をあて、フーっと強めに息を吹きかけてみましょう。
数回息を吹いてみてヤニが出なくなるまで息を吹きかけてみましょう。
2.クリーニングブラシを使って燃えカスを落とす
続いては本体の説明書でも推奨されているクリーニングブラシを使って筒の中の汚れを落としていきます。
公式にはこのクリーニングブラシを使って20本に1本のペースでお掃除することがすすめられています。
本体をティッシュの上に載せ、上部にあるスライドカバーと、底にあるフラップカバーを開けます。
そのまま上からブラシを差し込み上下にゴシゴシ。
続いて底の小さな穴からもブラシを差し込んで10回程度ゴシゴシします。
ブラシを引き抜いたあと、本体を軽くトントンすると、それなりの燃えカスがでてくることがわかると思います。
使ったクリーニングブラシにはニオイが乗り移っているので、終わった後には水洗いしておくと、におわず保管できると思います。
3.乾いた綿棒を使ってこびりついた汚れを落とす
公式にはこのクリーニングブラシしか推奨されてないんですが、これだけでは実は汚れを取るのには不十分。
ブラシで取り切れないこびりついたヤニ汚れが残っているので、これをできるだけキレイすることでよりきれいにできます!
この方法は公式推奨ではないのですが、実際にカスタマーセンターやgloショップのお姉さんに確認したところ、やはり汚れが目立つ場合は乾いた綿棒でお手入れする分には問題ないとのことでした。
普通の綿棒でも良いのですが、底にある穴には入らないので、直径が小さい赤ちゃん用のベビー綿棒があると掃除しやすいです。
挿入口にこびりついた汚れを落とす
まずお掃除したいのがスティックの挿入口です。
上から覗いてみると、差込み口付近の4つの突起物が見えると思います。
この突起物のすき間にヤニ汚れが非常に溜まりやすいです。
ここを汚れたままにしておくと、汚れがどんどんたまって固くなり、スティックが差し込みにくい原因になったりします。
突起物に沿う感じで綿棒でなぞるようにお掃除していきましょう。
汚れの具合によっては1本では全然収まりきらない場合もあるのであまりに汚れが強いようなら2本、3本と使っていきましょう。
同じように筒の中も綿棒でなぞるようにゴシゴシしていけば残った汚れがとれてくると思います。
底の穴にこびりついた汚れを落とす
最初に息を吹き込んではいますが、底にある小さな穴にも汚れが残っています。
ここには直径の小さいベビー用綿棒を差し込んでヤニ汚れを落としていきます。
上下に出し入れしていくと、ここにも汚れがかなりついていましたね。
今回はまだそこまで汚れがついてなかったせいか、赤ちゃん綿棒2本、太い綿棒1本で済みましたが、長期間掃除していないともっと綿棒を使ってもおかしくないと思います。
オプション:エタノールを含んだ綿棒を使った掃除
乾いた綿棒でも汚れはかなり落とすことができますが、綿棒にエタノールを含ませて掃除した場合は、より汚れも落ちやすくなります。
しかし、本当に大丈夫なのか、gloのサポートセンターに確認をとってみたところ、
「公式での販売品以外は基本的におすすめできず、乾いた綿棒で汚れを取る程度にしてほしい」
とのことでした。
ただ、実際に何回か試してみましたが、ワタシが実行した範囲では特に故障もすることなく掃除できたので、自己責任の範囲で行って頂ければと思います。
自分で無水エタノールのボトルを買ってきて綿棒につけて掃除することもできますが、オススメなのは、100均のダイソーで売っている「お掃除用綿棒」です。
- 10本入/100円(税別)
実は、セリアにも同種のお掃除綿棒が20本100円で売っていたのですが、アイコス専用にカスタマイズされているようで、下の穴に入りにくく、使いにくいです。
ダイソーのほうは、先端が丸みを帯び、さらに赤ちゃん綿棒並の細さになっていたので使いやすかったです。
先ほどの方法と同じように掃除してみましたが、滑りが良くなるので、やはり汚れはよく落ちますね。
使ったあとは、念のため乾いた綿棒で残ったエタノール分を拭き取っておきましょう。
すぐに喫煙せずにしばらく時間を置いて完全に乾かしてから吸ったほうが安全です。
空焚きor吸った直後にお掃除すると汚れが浮きやすい
乾いた綿棒を使っても、こびりついた汚れが取りにくい場合は、筒の中が温かい状態で掃除すると汚れが取れやすくなる場合があります。
油汚れがお湯で洗うとよく落ちるように、冷たいときよりも、温かいときのほうがこびりつきがやや弱まり、綿棒でもとれやすくなります。
空焚き直後やスティックを引き抜いてすぐは熱すぎるので30秒~1分くらいとりあえず待ちましょう。
適度に冷却されたタイミングでお掃除してみてはいかがでしょうか?
喫味が改善できない場合は買い替えも検討する
ここまでお掃除方法をご紹介しましたが、残念ながら使用状態によってはどれだけお掃除しても改善されない場合があります。
またどれだけメンテナンスしていても、いずれ寿命が来て使えなくなってしまうことがあります。
加熱ができない、もしくは不十分で蒸気が出ないといった場合は、メーカー保証期間内なら無料で交換してもらえる可能性がありますが、1年経過するとその保証もなくなります。
その場合は、思い切って買い替えしてしまうのも一つの手段といえます。
グローは、毎年のように新機種が発売されており、最新機種は「グローハイパープロ」と「グローハイパー」の2種類となっています。
この2つは新しい加熱技術が搭載されており、最大300℃で加熱が行われるため、味や吸いごたえが従来機種よりアップしています。
コンビニでも割引が行われており、どんな本体か知りたい方はこちらのページをご覧ください。
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また、ライバル機種のプルームXでは、使えなくなったグローを下取りに出すと、安く買える乗り換えキャンペーンが実施されています。
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まとめ
グローハイパーはグロープロに比べて汚れが目立ちにくく、また差し込みにくくなることも少ないのでついついお手入れを忘れがちになってしまいました。。
実際掃除してみると、それなりの汚れがついていたのでこのままなにもせず使い続けていくとなんらかのトラブルが発生したように思います。
実際クリーニングした後だと、なんとなく喫味に焦げ臭さが少なくなったように思いますし、やはり一ヶ月に1回くらいは腰をすえてお手入れしようと思いました!