こんにちは、リラゾの自称・加熱式たばこマイスター、パパ中西です!
加熱式タバコで一番人気なアイコス。
最新機種はアイコスイルマですが、旧機種のIQOS3を吸っている人からすると、どういう違いがあるのか気になるところですよね。
そこでこちらのページでは、アイコスイルマとIQOS3の違いについて、両方とも使い込んでいるスモーカー目線でまとめてみました。
気になる方はぜひご覧ください。
アイコスイルマとIQOS3の5つの大きな違いまとめ!
アイコスイルマと今までのアイコス3の大きな違いを簡単にまとめると、
- 加熱方式の違い
- 吸いごたえや臭いの違い
- 使用するスティックのブランドの違い
- 掃除の必要性の違い
- 充電時間の違い
といったことが挙げられます。
ワタシはアイコス3もイルマも全スティックを購入して吸っていますが、味わいや使い勝手でわかりやすく違いがあります!
では、ここからは現在IQOS3からアイコスイルマに乗り換えようか悩んでいる方向けに、スペックの比較や具体的な違いについてまとめてみます。
アイコスイルマとIQOS3のスペック比較
まずはアイコスイルマと3の基本スペックを比較してみます。
アイコスイルマ | アイコス3DUO | |
---|---|---|
価格 | 6,980円 | ¥6,980 |
カラー | ぺブルベージュ モスグリーン ぺブルグレー アズールブルー サンセットレッド | ベルベッドグレー ウォームホワイト ブリリアントゴールド ステラーブルー |
加熱温度 | 300℃越え 詳細は未公開 | 300℃越え 詳細は未公開 |
ホルダー収納タイプ | ドアカバー | ドアカバー |
本体サイズ(mm) | 幅47 高121.5 奥23.4 | 幅46.3 高114.7 奥22.88 |
ホルダーの重さ(g) | 116.5 | 108 |
着用可能アクセサリー | プレミアリング ドアカバー スリープ | キャップ ドアカバー |
本体の値段や大きさやイルマとIQOS3では大きな違いはありませんが、数値だけみると若干イルマが高さがありわずかに重くなっています。
アイコスイルマと3DUOで大きく違うのは、たばこの加熱方法です。
これにより、吸いごたえも若干異なっているので順番に紹介していきます!
1.加熱方法の違い
アイコスはタバコスティックを内側から加熱する独自の方式を採用していますが、アイコスイルマとIQOS3では、そのメカニズムはまったく異なります。
アイコスイルマは磁気の力で加熱
アイコスイルマの加熱原理は、熱ではなく、磁気の力を利用して加熱します。
簡単に言えばIHのクッキングヒーターと似たような原理なのですが、ホルダー(本体)に内蔵されたコイルに磁力を流すと、金属だけが発熱する仕組みを利用します。
その発熱させる金属は、本体ではなく、アイコスイルマ専用たばこの中に「誘熱体」と呼ばれる薄い金属片が内蔵されています。
スティックをホルダーに入れると、自動的に電源が入り、磁気の力で、スティックの中にあるこの金属片が約300℃程度で発熱し、周りにあるタバコ葉を加熱し、タバコ葉からは蒸気が発生します。
そのため、アイコスイルマにはIQOS3にあった「加熱ブレード」が本体にありません。
IQOS3はブレードを突き刺して加熱
一方IQOS3デュオ/マルチでは、本体のスティック差し込み部分に突起している「加熱ブレード」が発熱することで、加熱を行っています。
イルマと同じ、内側から加熱することは同じですが、こちらはシンプルに加熱ブレードに約300℃の熱を与えているだけなので、磁力は関係ありません。
このブレード方式はアイコスの特許技術であり、他の加熱式たばこでは導入されていません。
そのためライバル機と比較しても、吸いごたえに大きな差があるんですね!
アイコスイルマもアイコス3も、スティックの内側から加熱することは同じなのですが、そのメカニズムは全然違います。
では吸いごたえに違いはあるのか?実際にどちらも吸っている目線で紹介します。
2.吸いごたえや臭いの違い
アイコスイルマとiOQS3のスティックを全種類吸ってみて、総合的に吸いごたえの違いを確認してみました。
吸う前のイメージとしては、直接加熱ブレードに差し込んだ方がよく加熱できそうだなと思っていたのですが…。
まず、吸いごたえについては、喉にがつんとくるキック感はどちらも同じ程度の強さがあります!
アイコスイルマは、ブレードがなくなってもアイコスの長所である高い吸いごたえはしっかりとキープできていますね!
蒸気の味わいは、IOQS3はほのかに焦げ臭さのある雑味やロースト感を感じます。
レギュラー、メンソール問わず、どのスティックにも香りとはまた別の焦げ臭さがある感じ。
しかし、アイコスイルマはこの焦げ臭さがやや少なく、蒸気の純度が高いように思え、それでいて味わいがクリアに感じますね。
逆にクリアになりすぎていて、IQOS3よりタバコ感が薄い、吸っている感じがしないと、最初はまずく感じてしまう方が一定数いるようです。
ただ、これには慣れの問題があり、我慢してしばらく吸っていると、蒸気に深みがあり、どこか立体的な吸いごたえがあるようにも感じてきますので誰が吸っても薄いと感じるわけではありません。
いわゆる「アイコス臭」と呼ばれるアイコス独特のニオイも、アイコスイルマでは少し軽減されています。
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アイコスの全スティックの個別の味や吸いごたえは、こちらでさらに詳しくまとめているのでよければご覧ください!
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3.使用するスティックのブランドの違い
先ほどの通り、アイコスイルマとアイコス3では使用できるスティックが異なります。
なぜかといえば、アイコスイルマ専用たばこには、タバコ葉の中に埋もれてこのような鉄の板が入っているからです。
アイコス3でこのスティックを使うと、間違いなく故障や事故の原因になるので、間違えて買わないように注意しましょう。
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それぞれのアイコス本体で使用できるスティックはこのように異なります。
アイコスイルマはテリアとセンティアで合計34種類販売中
加熱式タバコ「アイコス イルマ」シリーズで使用できるスティックは現在「テリア」21種類と「センティア」13種類の合計34種類が販売されています。
テリアは一律580円、センティアは50円安い530円です。
テリアのネーミングはアイコス3の「マールボロ(Marlboro)」、センティアは「ヒーツ(HEETS)」で発売されている名前で、使用しているタバコ葉も同じです。
慣れ親しんだ方は味がイメージしやすいと思います!
テリアは現在レギュラー7種類、メンソール3種類、フレーバーメンソール11種類の合計21種類が販売されており、値段は一律580円です。
レギュラー
- テリア・リッチ・レギュラー/モルツ系のコクの高い味わい
- テリア・レギュラー/ナッツ系の香り高い味わい
- テリア・スムース・レギュラー/お茶系のまろやかな味わい
- テリア・バランスド・レギュラー/ハーブ系の華やかな香り
- テリア・ルビーレギュラー/レギュラーにベリーをプラス
- テリア・ウォームレギュラー/ウッドな香り+まろやかなキック感
- テリア・ボールドレギュラー/深みとコクとスパイスの香り
メンソール
- テリア・メンソール/ミントの香り豊かな強メンソール
- テリア・ミント/ミントの苦味と吸いごたえ高い強メンソール
- テリア・ブラックメンソール/ミント系強烈メンソール
フレーバーメンソール
- テリア・パープル・メンソール/ベリー系
- テリア・イエロー・メンソール/シトラス+ハーブ系
- テリア・トロピカル・メンソール/マンゴー系の薄い味わい
- テリア・ブライト・メンソール/グレープフルーツ系の濃い味わい
- テリア・フュージョン・メンソール/ベリー+ハーブ+シトラスの混合
- テリア・ブラックパープルメンソール/ベリー系強烈メンソール
- テリア・ブラックイエローメンソール/シトラス系強烈メンソール
- テリア・オアシスパール/カプセル搭載イチゴ系メンソール
- テリア・サンパール/カプセル搭載スイカ系メンソール
- テリア・ブラックトロピカルメンソール/ドライな辛味とマンゴー系フレーバー
- テリア・ブラックルビーメンソール/苦味を効かせたチェリー系強冷メンソール
現在発売中のスティックはこちらで全種類まとめています!
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センティアは現在レギュラー6種類、メンソール8種類、フレーバーメンソールの合計14種類が販売されており、値段はテリアより50円安い一律530円です。
テリアに比べると、吸いごたえが一段軽く丸みがある代わりに、香りを引き立てたフレーバーが多いのが特徴です。
レギュラー
- ディープブロンズ/ウッディな香りが引き立つ
- クリア シルバー/控えめかつライトな吸いごたえ
- ピュア ティーク/カフェオレの香り漂うレギュラー
- バランスド イエロー/ハーブ系の香りあるミドルライトレギュラー
- スムースゴールド/雑味の少ない蒸気と香りがふくよかなライトレギュラー
- バランスドゴールド/ハーブの香りを引き立たせたレギュラー
メンソール
- アイシーブラック/ミント系強冷メンソール
- フロストグリーン/ミントの味が引き立つ強めメンソール
- フレッシュエメラルド/ミント系弱メンソール
- クール ジェイド/吸いごたえあるミント系弱メンソール
フレーバーメンソール
- フレッシュパープル/ライトでさわやかベリー系
- シトラス グリーン/シトラス系ミドルメンソール
- トロピカル イエロー/マンゴーの香り高い軽快メンソール
- アイシー パープル/完全新作のベリー系強冷メンソール
全種類吸ってレビューしているので、是非チェックしてみてください!
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アイコス3DUOはマルボロとヒーツで合計23種類販売中
アイコス3用スティックは「マールボロ」12種類と「ヒーツ」11種類が販売されています。
マールボロは600円、ヒーツは550円と、50円の価格差があります。
しかし、これらの銘柄は、2024年1月以降店頭在庫がなくなり次第販売終了となることが発表されています。
くわしい情報はこちらのページをご覧ください。
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4.掃除の手間の違い
アイコスイルマとIQOS3では、本体の掃除にかかる手間が違います。
まずIQOS3は、ブレードのおかげで高い吸いごたえを実現できている一方、吸う度に内部が汚れて毎回掃除する必要があります。
差し込む時にタバコ葉がアイコス内部に残り、1箱も吸うと結構汚れます。
専用の綿棒のようなスティックで拭き取ってあらいますが、ブレードが邪魔して掃除しにくいんですよね。。
IQOS3の掃除方法についてはこちらでまとめていますが、都度掃除って結構面倒ですよ…。
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一方アイコスイルマはそもそも加熱ブレードがなく、テリアスティックの先端には発砲スチロールのようなもので蓋がされているのでタバコ葉が飛び出さず汚れません。
ただし、厳密には、綿棒で軽く拭き取るくらいの掃除は必要なようですが、それでもIQOS3のようにひどく汚れるわけではなく、頻度もかなり少なくなります。
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また、スマートジェスチャーという新機能がアイコスイルマから搭載されていて、ボタンを押さずにホルダーを傾けるだけで残り喫煙回数などがわかって使っていると結構便利です!
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掃除不要でスマートジャスチャー新搭載という観点から、アイコスイルマの方が使い勝手がいいとワタシは感じています!
5.充電時間の違い
次に、毎日使用する上で重要な充電時間について比較してみます。
2つの機種の充電に関する情報をまとめてみるとこういう感じです。
IQOS ILUMA | IQOS 3 DUO | |
---|---|---|
充電サイクル | 20本ごと | 20本ごと |
チャージャー充電時間 | 135分 (最短1分50秒) | 120分 (最短30秒) |
ホルダー充電時間 | 1回分の加熱時間:1分50秒 2回分の加熱時間:5分15秒 | 1回分の加熱時間:1分50秒 2回分の加熱時間:5分15秒 |
USB | TypeC | TypeC |
充電を満タンにするまでの時間については、IQOS3の方が15分短いです。
また、充電ゼロからとりあえず1本だけ吸うための充電時間もアイコス3の方が短いですね。
ただ、アイコスはホルダーを充電しながらチャージャーの充電も同時にできるので、使っていて気になる感じではないとワタシは感じました。
充電時間がより短い方がいいと考えている方は、選ぶ際の参考にしてみてください。
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まとめ
アイコスイルマとIQOS3の違いについて両方とも使い込んでいるスモーカー目線でまとめてみました。
選ぶ際で重要な吸いごたえについては、最初は違和感を感じる方もいますが、慣れてくるとほとんど変わらない味わいです。
加熱方法が大きく異なるので吸う前は「大丈夫かな??」と思っていましたが嬉しくも杞憂に終わりましたね!
使ってみて感じたのは、掃除不要がこれだけ便利なんだと感じたことです(笑
IQOS3は、美味しく吸うためにはかなりの頻度で掃除をしないといけないし、ブレードが邪魔で掃除しにくいです。
正直手間に感じることの方が多いですね…。
アイコスイルマは同程度の吸いごたえを感じられるので、やっぱりおすすめはアイコスイルマですかね!
選ぶ基準はそれぞれあるかと思いますので、こちらのページをみながら選んでみてはいかがでしょうか?
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